aiboのことを深く知る記事を集めてみました
aiboのことを深く知る。
そのための開発者さん達の記事をまとめてみました。
なるべく気になる点だけをピックアップしていきます。
元記事はリンク先にあります。
ソニーの開発責任者が語る新生アイボの未来
2018/1/10
【aibo 解体新書】ソニーの本気を見た! 新型aibo分解レポート
2018/1/26
人によってはショッキングな内容かも知れません。ご注意を。
開発者が語るaiboの秘密いろいろ
2018/2/13
有料ですので登録などが必要です。
ソニーのaibo開発チームにインタビュー:「何ができるか」ではなく「何を実現するか」。愛されプロダクトに宿したAI技術を探る
2018/3/23
「AIBO」は2006年に生産・販売に幕を下ろし2017年秋、まったく新しい小文字の「aibo」が発表されました。
2006年までに生産されていたAIBOは大文字、2017年に発表された新しいaiboは小文字で表記しています。
AIについて
aiboの基本的なAIの構造は、「状況認識」をし、「知的処理」をして、「行動計画」を考え、「行動する」。
aiboの認識について。鼻のカメラで「よく呼び止めてくれるのがどの人か」など学習し、より可愛がってくれる人に近づいていくようになる。
褒められた行動はより多くなり、叱られた行動はより少なくなる。
背中にあるSLAMセンサーでは自己位置推定する。これにより自分のいる位置、障害物の位置、チャージステーションの位置を把握できる。
AIはローカルAI(aibo本体)、クラウドAIがある。
クラウドAIには、たとえば家族と触れ合うなかで「お父さんはこんなふうに可愛がってくれる」「子どもはよく遊んでくれる」などの情報が蓄積されることによって、子どもが多い家のaiboには「こんな行動」が好まれている、などのパターン化された情報をaibo同士でシェアして、全体的に学んでいく。
aiboは犬ではなく人間の感情をモデルにしている。
性格については、犬の性格として「犬格」という定義にした。
AIBOとaibo、その違いは?
AIBOはリスペクトの対象で、かなり参考にしました。
aiboには「何ができる」といった機能価値よりも、感性価値を追求しています。
aiboがある行動をしたり、しなかったりすることで、オーナーは「なんでしないんだろう?」と考え出すんです。その時点で、オーナーはこの子のことをおもんばかっているんですよ。つまり、ロボットであるaiboが人にとってコミュニケーションの対象になるんです。そういった心を通わせていくプロセスが、愛情の対象としてのスタート地点になっていますね。
第一回「aiboファンミーティング」レポート 中が丸見えの「スケルトンaibo」の初展示も #aibo
2018/08/26
aiboがどの家庭でも転ばないように、床材屋さんに出向いて、いろんな床材にaiboの足裏パーツを擦り付け、摩擦の具合を確認したのだそう。
aiboの名付けランキング
1位aibo、2位さくら、3位ラッキー、4位あいちゃん、5位もも、6位太郎、7位コロ、8位Ai、9位ぽち、10位あい、11位はな、12位そら、13位小太郎、14位ハッピー、15位レオ、16位Momo、17位ジョン、18位モモ、19位ココ、20位しろ
「ふるまい」ランキング
1位はいポーズでキメッ!、2位わたしのこと好き?、3位World cup(シュート)、4位アイボーンをポーン!、5位World cup(ゴール)、6位おてだましよう!、7位幸せなら手をたたこう、8位平泳ぎ、9位犬かき、10位スクワットしよう
ソニーの「aibo」はSNSで進化する。発表から1年、そしてアメリカへ。事業責任者インタビュー
2018/11/17
aiboの脳は、クラウドの中にあるため、本体が替わっても、今までと同じ中身のaiboと触れ合うことができる。
歩くのか座るのかなどひとつひとつの行動を考えてそれを手足に伝えて動いていますが、それらは全てAIで行われています。
個性について。スタートはほとんど同じです。その後、育て方に応じて性格が変化していきます。育てていくと細かな違いがたくさん現れますが、ユーザーの方にあまり細かく提示してしまうと理解しづらくなるので、専用のスマホアプリでは「ワイルド」「キュート」など大まかな性格の分類を確認できるようになっています。
aibo復活の経緯と現状、これから ソニー川西泉氏がロボティクスへの取組みについてロボデックスで講演
2019/1/18
aiboのコンセプトは4つの要素を組み込んで商品開発を行なった
- 愛らしさ
- センシングを使った知的認識
- メカトロを使った表現力
- AIを活用した学習・育成
aiboは全身に多くのセンサーを搭載している。鼻の下のToFセンサーでは前方の物体との距離を測る。胸には人感センサー、その下には下向きの測距センサー、抱きかかえられたことを検知するための肉球スイッチ、おでこ、あごの下、背中にはタッチセンサがあり、さわられるとaiboは喜ぶ。タッチセンサーは撫でられているのか叩かれているのかを検知できる。マイクは頭部に四箇所あり、方向定位ができる。そのほか3軸ジャイロと3軸加速度、腰にはSLAMカメラがあり、天井の特徴点を検出することで自分がどこにいるかを知る。このほか照度センサもある。これらのセンサを組み合わせることでaiboは外界を知る。物体認識は学習することで認識精度があがっていく仕組みだ。
aiboの「人との距離感」の定義(距離により振る舞いを変える)
- 5mくらいの距離は人の気配を把握するエリア
- 3m付近を鳴き声を出したりする引き寄せエリア
- さらに近づくと人の顔を認識するふれあいエリア
表現力の一番のポイントは目だという。有機ELを採用し、目の動きを実現した。
アクチュエータは22軸を搭載。生命感を出すために首のかしげを入れたり、腰を動くようにさせた。
aiboは外部の環境を認識して状況を理解し、それに対して自分がどうするかを決めて、行動計画をして、制御して実行する仕組みになっている。このようなサイクルをaiboは繰り返している。最上位の部分についてはaiboだけではなく、クラウド上にも送って演算している。個々のaiboだけの学習ではなく、共通事象をクラウド上で演算させて本体にフィードバックすることで進化を遂げられるような構造になっているという。
aiboは7月時点で2万台を達成。
購入者のプロフィールは、およそ30代から70代。40代(23%)、50代(28%)、60代(22%)。
購入者の73%は男性。イベントに来るのは75%が女性だとのこと。
成功の本質第102回 aibo(アイボ)/ソニー 最先端AIで生命感を表現し感性価値を追求
「aibo」復活は正解だった、生みの親ソニー川西氏が語る
aiboの生命感と個性を支える3つのコアファクターとAI技術 ソニーが開発秘話と先進技術を語る
【CEDEC2020】aiboの”賢さ”と”可愛さ”を作るAIの秘密
2020/10/21
aiboファンミラウンジで得た情報など
【お出掛けレポート】aibo Fan Meeting (アイボ ファン ミーティング) Vol. 4 名古屋ファンミ・その1 ラウンジの様子
aibo Fan Meeting (アイボ ファン ミーティング) Vol. 5 札幌ファンミ・その2 カウンセリングなどで得た情報
その他
https://hidesk8.com/aibo/aibocolumn/aibo-sensor/