SALOMON Crossmax S-Lab

SALOMON Crossmax S-lab

SALOMON Crossmax S-lab写真1

2005年発売
定価:42,000円
インナー:3Dカスタムフィット
フレーム:アルミ237mm、247mm
ウィール:76,76,80,80
ベアリング:ILQ-9Twincam
備考:
・UFS対応
・FSK強化リンク付
・強化バックル
・ヒールブレーキ別売

カタログより抜粋:
考えうる最高のパーツを使用した、究極のフリースケートブーツ。ショートターンを含むスキートレーニング、中距離スピードトレーニング、スラロームなど各カテゴリーにクロスしていくトレーニングに高い性能を発揮します。

インナー:3Dカスタムフィット(熱成型フォームで個々の足型にフィットすることが出来る)
フレーム:アルミハイ・ローフレーム。(26.5cm以下は237mm、27cm以上は247mm)
日本販売 サイズ:
23.0 24.0 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2004年までのFSKブーツには足首部分に45度強化ストラップというベルトがついていた。(省略されているモデルもある)
このストラップは足首の浮きを防止して足とブーツの一体感を増す為のものと思われるが、足型によってはストラップぐらいではフィット感が得られなかった。(私の場合、邪魔でしかなかった)
その部分をバックルに変更し激的な効果を得ることの成功したのがこのブーツの最大の特徴であろう。
足首の可動域はCrossmax3から採用になったタン部分のフェルト生地が滑るおかげで確保されているので足首にバックルが付いてもそれほど可動域が少なくなることはない。
バックルがついたおかげで得られた効果に比べれば大した事はない。
ちなみに強化バックルは青に変更されている。

インナーについて。
Crossmax3のものとそれほど大きな変更はないようだ。
インソールも変更無し。

本体について。
Crossmax3からの最大の変更点とも言えるのが足首部分に付いた強化バックル。
今までのストラップ(ベルト)とは違い、しっかりとホールドしてくれる。
強化バックルなので転倒時にバックルが外れることが少ないようになっている。
スネ部分のバックルは普通のバックルに変更になったのはスネ部分にはわざわざ強化バックルを付ける必要性が無かったからなのだろうか?
”最高の”とうたっているだけにここは強化バックルにして欲しかったものだ。コスト削減なのかもしれないが…
足首部分のストラップが強化バックルに変更されたのに伴い、シューレース部(紐を通す穴)も一部変更になった。
SALOMONお得意の一番上についていた紐のロック機構を持つパーツが強化バックルをつけるために無くなった。
便利な物だったのでちょっと惜しい気もするが無くても別段困るほどでもなかった。(他のメーカーでは最初から無い)
2005年ブーツからデュアルショックアブソーバーが変更になった。
足裏部分が今までの1枚板のものから3部品を組み合わせたものに変更になった。

フレームについて。
Crossmax3の色違い。
なぜかヒールブレーキが別売りになっている。FSKシリーズ用のヒールブレーキは当たる部分を削るか、FSK強化リンク(カカト部分の板)を外せば装着可能。
あまり関係無いが、アクスルシャフト(ウィールをフレームに取り付ける部品)には青いネジ止め剤が塗布されている。
今までのものは赤。小さなコダワリなのかも知れない。。。

SALOMON Crossmax S-lab写真2
SALOMON Crossmax S-lab写真3

左から、インソール、シェル(本体)、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。

黒い板はショックアブソーバー(足裏)に乗っかっているだけ。ショックアブソーバー(カカト)は二つの部品から構成されている。足裏部品は前年モデルに比べると赤い部分が減っている。設計変更の模様。

SALOMON Crossmax S-lab4写真4
SALOMON Crossmax S-lab写真5

横から見るとこんな感じ。必要な部分のみ赤い衝撃吸収材がついている。上に乗っているプラスチックの黒い板はCrossmax3と微妙に違う。

こんな感じに収まっています。
この上にインナーを入れます。インナーは洗濯できます。

SALOMON Crossmax S-lab写真6
SALOMON Crossmax S-lab写真6

インソール。Crossmax3と同じもの。これがすこぶる調子いい。馬鹿に出来ない気持ちよさ。

Crossmax Slab+SKATECH2005BLACKフレーム+72mmフラットウィールで使用中。

SALOMON Thunder Alu

SALOMON Thunder Alu

SALOMON Thunder Alu写真1

2005年発売
定価:35,000円
インナー:メモフィット
フレーム:アルミ245mm
ウィール:74,74,78,78
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応

カタログより抜粋:
Crossmaxより少し長いアルミニウム製245mmフレームを採用し、より安定したターンとスピードを実現。
ありとあらゆるシーンに対応し、あなたに街で滑る楽しみを伝えます。

インナー:メモフィット(足の不安定な部分をスポンジ状の堅めの素材で保護・固定してある)
フレーム:アルミハイ・ローフレーム245mm
日本販売 サイズ:
23.0 24.0 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2005年FSKシリーズの3種類の内の一つ、中間に位置するモデル。
2004年Thunderの後継機種がThunder2でそのフレーム違いがこのThunderAluである。
フレームがアルミ製にになったのが大きな特徴で、フレームは安定性も考慮して245mmを採用している中級グレードモデル。
外観は黒一色にシルバーのフレームで渋かっこいい。

インナーThunderとあまり変わらないが本体部のメッシュが無くなったことにより、少しホールド感が高くなった感じがする。その分少し硬くなった感じはある。改善されたと言っていいだろう。
Thunderと違いインナー上部にある紐はちゃんとついている。この点も嬉しい改善点だ。
インソールは残念ながら悪くなってしまった。この点だけはいただけない。
疲れ易く、足が痛くなりやすい非常にチープなインソールである。
安い物でも良いのでインソールは他の物に替えること。

本体は先に書いた通り、メッシュ部分(足の甲側面)の素材が変更になっている。
ホールド感が若干上がったようでいい感じになった。
メッシュにしていたことによる冷却効果が正直”?”な感じだったので変更して良かったと思われる。
デュアルショックアブソーバー(写真ではショックアブソーバーかかとと足裏パーツのこと)がこの年より変更になった。
最上位機種であるSlabでも同じ形状なので完全な設計変更であろう。
Thunder同様45度ストラップは無い。その分足首部分の可動範囲が大きくなるので歓迎したいところ。

フレームはこのモデルの特徴の一つ。
フレーム材質でインラインスケートの滑走性能の良し悪しが決まると言っていい。
大きく分ければ樹脂製(プラスチック等)、金属製(アルミ等)があるが、アルミ等に比べれば、樹脂製は滑りにくいと言っていいだろう。
そこでアルミ製であればある程度の滑りやすさが確保されたようなものなので、この材質変更は非常に大きな意味を持つ。
フレーム長245mmは旋回性と直進安定性のバランスをみた結果でややスラローム等に向いた旋回性に優れる感じになる。
滑った感じも他のThunder系に比べると力が逃げにくく滑りやすい。
同じ力でも長い距離が滑れる感じである。
フレーム長は靴のサイズに関係無く245mm。(カタログでは255mmと明記してあるが現物は245mmだった)
靴サイズが25.5cm以下のスラローマーには最近ではやや長く感じるかもしれないが、そこはウィールロッカリングで調整すれば問題ない長さだろう。
残念ながらロッカード機構等の調整機構はついていない。

SALOMON Thunder Alu写真2
SALOMON Thunder Alu写真3

左から、インソール、シェル(本体)、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。

ショックアブソーバー(カカト)は二つの部品から構成されている。ショックアブソーバー(足裏)は前年モデルよりも赤い部分が少なくなっている。Slabも同じようなので設計変更でしょう。

SALOMON Thunder Alu写真4

インソール。非常にチープ。できれば替えたい。
前作Deflectorよりも悪くなっているようだ。

SALOMON Crossmax3

SALOMON Crossmax3

SALOMON Crossmax3写真1

2004年発売
定価:42,000円
インナー:3Dカスタムフィット
フレーム:アルミ237mm、247mm
ウィール:76,76,80,80
ベアリング:ABEC5TKgelTwincam
備考:
・UFS対応
・FSK強化リンク付
・強化バックル

カタログより抜粋

最軽量・高強度のアルミフレームと最速のベアリングを装備した究極のフリースケートモデル。
中距離スピードトレーニング、スラロームなどに高い性能を発揮します。

インナー:3Dカスタムフィット(熱成型フォームで個々の足型にフィットすることが出来る)
フレーム:
アルミハイ・ローフレーム。(26.5cm以下は237mm、27cm以上は247mm)
日本販売 サイズ:
23.0 24.0 24.5 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

不思議な派手さで最初はどうなのよ!?と困惑させられた人も多かったブーツ。
内側は赤で外側は黒という個性的なデザイン。また、蛇皮(鰐皮?)を彷彿させる外観も個性的である。
このモデルより最上位クラスのインナーが画期的に変わった。
2004年モデルでは最上位モデル。
2003年Crossmax2は日本未発売になっている。(理由は日本向きのデザインで無いから…だそうだ)
ちなみに2004年Deemax3は日本未発売モデルになっている。

インナーはこのモデルの特徴の一つ。
特にスネ部分に当たるタンの材質変更が大きい。
このモデル以降FSKの最上級モデルはフェルト生地のタンになっている。
当初は曲がり難そうという意見もあったが履いてみるとビックリ。
従来のタンよりもかなり足首を曲げ易くなっている。タン自体は硬いが足首は曲げ易いのである。
インソール(中敷)もかなり改善されている。さすが最上級と言える位の差がある。

本体の大きな特徴はそのデザインとカラーリングではあるが、その他にもこれまでのブーツとの変更点がある。
スネ部分にあるバックルが強化バックルに変更された。
強化バックルはアグレッシブモデルに多く採用されており材質がアルミで転倒時にバックルが緩みにくくなるような機構がついている。使用感は、安心と高級感がアップした感じ。あると嬉しい装備である。
アグレッシブ部品として単品購入も出来るので他のモデルでも交換する事が可能。
足外側にFSKの文字がついた。これは反射素材を使用しているので暗いところで光が当たると目立つので安全性に貢献している。
デュアルショックアブソーバー(写真ではショックアブソーバーかかとと足裏パーツのこと)のカカト部品はThunder同様二つの部品から構成されるようになった。外側から見える部分は赤い色がついている。ちょっとしたコダワリだろう。
また、最上級モデルに標準装備になった黒い板はただの板ではなく微妙な傾斜もついている。

フレームDeemax2のデザイン変更したものにアルミのプレートをつけられるように加工を施した物。
フレーム自体の性能的な差は感じられなかった。
ただし、フレームと本体の間に新たにFSK強化リンクなるアルミのプレートが付くようになったのだが、これをつけた場合のみ多少ではあるが力が逃げにくい傾向があるようである。
このプレートはフレーム側の付属品として調整されているのでフレーム交換の場合にはフレームと一緒に交換するのが良いだろう。
前輪76mm後輪80mmのハイロー仕様で8mmレーシングシャフトを使用する。
靴のサイズによりフレームの長さが2種類設定されていて、26.5cm以下は237mm、27cm以上は247mmのフレームが付属する。

SALOMON Crossmax3写真2
SALOMON Crossmax3写真3

左から、インソール、シェル(本体)、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。

黒い板はショックアブソーバー(足裏)に乗っかっているだけ。ショックアブソーバー(カカト)は二つの部品から構成されている。

SALOMON Crossmax3写真4
SALOMON Crossmax3写真5

こんな感じに収まっています。この上にインナーを入れます。インナーは洗濯できます。

インソール。これがすこぶる調子いい。馬鹿に出来ない気持ちよさ。

SALOMON Thunder (w)

SALOMON Thunder (w)

SALOMON Thunder (w)写真1

2004年発売
定価:28,350円
インナー:メモフィット
フレーム:カーボンコンポジット255mm
ウィール:72,72,76,76
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応
・(W)はレディースモデル
・(M)は一般モデル

カタログより抜粋:
軽量・高強度フレームと高性能ベアリングを装備したフリースケートのスタンダードモデル。
操作性に優れ、中距離スピードトレーニング、フィットネス、スラロームなどオールマイティに使えます。

インナー:メモフィット(足の不安定な部分をスポンジ状の堅めの素材で保護・固定してある)
フレーム:カーボンコンポジットハイ・ローCC255mm
日本発売 サイズ:
レディースモデル:23.0 24.0 24.5
メンズモデル: 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2003年モデルDeflector2の後継モデル。2004年FSKの中ではエントリーモデル(入門機)にあたる。
フレームの材質はそのままにフレーム長を255mmに変更しフレームの前後ロッカリング機構を廃止して軽量化した。
アグレッシブ的な事はDeflector系のフレームでは結局のところ無理があった為だと推測される。

インナーは前年モデルと比べるとカタログ上ではスペック落ちだが実際履いてみるとわからない。
実際に2004年以降はメモフィットはFSKシリーズでは使われていないのでオートフィットと同意だと見ても良いだろう。
インナー上部にある紐が無くなっているのが意外に不便。履く時にあるのと無いので随分違う。
インソールは普通。このまま使用しても問題無し。

本体自体の変更点は足首部分にあった45度ストラップが無くなったこと。
SALOMON独自のクイックレースシステム(紐をロック出来る機構)の為に足首部分は特にしっかり締めれるのでベルトは必要ないと思われるので問題のある変更点ではないだろう。
結局ベルトでは大してホールド感がアップしない為であるが、必要であれば上位ブーツをオススメする。
他の変更点としてはデュアルショックアブソーバー(写真ではショックアブソーバーかかとと足裏パーツのこと)のかかと部分のパーツが2部品構成になった。
この後のブーツは全て2部品構成で、モデルによりカカト部分の色が赤かったりもする。

フレームは前モデルに比べると別物。
フレーム形状も長さもフリースケートとフィットネスの中間と言う感じ。安定感と操作性を考慮してのことであろう。
そういう意味ではよりエントリーモデルとしての個性を出したとも言える。
これまでのFSKモデルとは異なり、サイズによるフレームの長さの変更は無い。メンズレディースでも同じ長さである。
フレームの材質はCC(カーボンコンポジット)。形状の違いから前モデルDeflector2との材質の差はわからなかった。
前モデルにはあった前後ロッカード機構は廃止されている。その為フレームだけでは少し軽くなった感じはある。
フレームはハイロー仕様の前輪72mmの後輪76mmが設定されている。

メンズモデルとレディースモデル。
前モデルであるDeflector2とこのThunderのみレディースモデルが存在する。
サイズの違いで設定されている。
これ以降のFSKシリーズにはレディースモデルは無くなっている。
違いはインナー上部がレディースモデルではやや低い。
また、カカト下に青いプラスチックの板が入っている。
その他はカラーリングが違う。
メンズモデルのメインカラーは黒である。
フレームはまったく同じものを採用している。

SALOMON Thunder (w)写真2
SALOMON Thunder (w)写真3

左から、インソール、シェル(本体)、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。ショックアブソーバー(カカト)は二つの部品で構成。

インソール。悪くない。このままで文句無し。

SALOMON Thunder (w)写真4
SALOMON Thunder (w)写真5

インソール裏側。何気なく凝っている。

レディースモデルのみに入っているプラスチックの板。
ショックアブソーバー(足裏)の上に置く。

SALOMON Thunder (w)写真6
SALOMON Thunder (w)写真7

こんな感じに装着します。
この上にインナーを装着します。インナーは洗濯可能。

結婚式の時に展示していた形態。
フレームはSKATCHの試作カラーREDバージョン。
光るウィールが装着されている。

SALOMON Detonator

写真準備中

 

SPEC

2004年モデル
インナー:
フレーム:カーボンコンポジット製238mm
ウィール:72,72,72,72
ベアリング:
備考
・UFS対応
・ジュニアモデル

 

SALOMONのFSKシリーズのジュニアモデル。

内容はほぼ【SALOMON Deflector】と同じなので子供用なのに妥協しない性能は素晴らしい!

子供用なのでサイズ調整ができないというデメリットはあるが、大人顔負けのスケーティングを見せてくれる子供達には必須アイテム!

 

 


 

SALOMON Deemax3


SPEC

2004年モデル
インナー:
フレーム:アルミ製237mm or  アルミ製247mm
ウィール:76,76,80,80
ベアリング:
備考
・UFS対応
・日本未発売モデル

SALOMON Deemax2

SALOMON DEEMAX2

SALOMON DEEMAX2写真1

2003年発売
定価:open price
インナー:カスタムフィット
フレーム:アルミ237mm、247mm
ウィール:76,76,80,80
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応

カタログより抜粋:
細かいターン性に優れ、尚且つ速いスピードが出せる。
街で滑走する為に開発されたが、高水準のトリックスラロームにも使用する事が可能である。

インナー:カスタムフィット(熱成型フォームで個々の足型にフィットすることが出来る)
フレーム:アルミハイ・ローフレーム。(26.5cm以下は237mm、27cm以上は247mm)
日本販売サイズ:
23.0 24.0 24.5 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2003年モデルはCrossmax2が日本未入荷だった為にDeemax2が最上級モデルであった。

インナーに特徴がある。
アキレス腱部分に出っ張りがあり、足型が合う人にはしっかりとしたサポートがあり好評だったが、ひで爺は足型が合わなくてまぁまぁな感じ。
2002年のCrossmaxや2001年のスクリーマーなども同じようにカスタムフィットであったが、それとはインナーの形状が違っていたようである。

本体は特に足の底側部分がメッシュになったのが大きな変更点であろう。
FSKの文字はインナーに施されている。

フレームは2002年モデルのDeemax同様の片方から締めるタイプの8mmシャフトを使用。
メンテナンスが容易なのが特徴。スピード仕様とも言われ、多少ではあるが軽量化されている。
2002年モデルのDeemaxフレームと違いはカラーのみである。
材質はアルミ製でハイ・ロー仕様になっており76mmと80mmのウィールが標準装備。
たしか、ツインカムのABEC5ベアリングで性能はかなり高かった。

SALOMON DEEMAX2写真2
SALOMON DEEMAX2写真3

左から、本体、インナー、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。
ソックアブソーバー(カカト)は一つの部品で構成。

こんな感じに収まっています。
この上にインナーを入れます。インナーは洗濯できます。

SALOMON DEEMAX2写真4
SALOMON DEEMAX2写真5

インソール。悪くない。このままで文句無し。

インソール裏側。何気なく凝っている。

SALOMON Deflector2 (w)

SALOMON Deflector2

SALOMON Deflector2写真1

2003年発売
定価:open price
インナー:オートフィット
フレーム:カーボンコンポジット238mm,250mm
ウィール:72,72,72,72
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応
・(W)はレディースモデル
・(M)一般モデル

カタログより抜粋:フラットウィールを使用している為、低重心の安定感を重視したモデルである。つまり初心者向きのモデルである。また、自己のレベルアップを楽しみたい方はUFS-Frame交換して楽しむ事が可能。

インナー:オートフィット(自然に個々の足型にフィットする。脱いだ時に元に戻る為所有者以外でもフィットする)
フレーム:新カーボンコンポジットフレーム。(26.5cm以下は238mm、27cm以上は250mm)
日本発売サイズ:
レディースモデル:23.0 24.0 24.5
メンズモデル:25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2003年モデルのFSKは2種類が日本上陸。
その中の1種であるこのブーツは入門用となっているが十分な性能があった。
当時、SALOMONと契約したひで爺にとってはDeemax2よりもこちらのブーツがメインブーツになっていた。

インナー

前年モデルDeflectorと同様なのでマイナーチェンジのようだったが履いてみるとまったくの別物。
足首は曲がりやすいし、インナーの性能もアップした感じだった。
特に足首に関してはDeflectorと比べると雲泥の差であった。
スネ部分の部品、タンが柔らかい材質でDeemaxよりもいい意味でチープであったので可動しやすく、適度な感じでトリックスラローム向きで大変調子が良かった。
しかも安い。しかしフレームはアルミ製でないので交換した方が良い。

このモデルからFSKシリーズにもレディースモデルが日本上陸した。
違いは色だけでなく中にカカトを上げるプラスチックの板が入っていて、インナーの上部の形状にも違いがある。
女性はふくらはぎが男性よりも下にある為にこの方が良いとのことである。
サイズが24.5cmまでがレディースモデルである為に、ひで爺はレディースモデルを愛用した。
色は本体全体的にグレーに近くなり一般モデルがグレーの個所がホワイトになっている。フレームも色違いの白。
ちなみに白い方が人気があったりもした。(レア品扱い!?)

今までのFSKシリーズと同じく、あまり意味を成さない足首部分のベルトは早々と取り払ってしまった。(他の部分の性能がとても良いので余計にこの部分が許せなかったのだ)
ちなみにこのベルトは来期のThunderでは無くなった。
外し方は裏から止めている糸をカッター等で切ると綺麗に外せる。

フレーム

新素材のカーボンコンポジットで、前年モデルよりもカーボンの比率が上がり、剛性が上がっている。
とは言っても、樹脂系のプラスチックフレームなので性能はボチボチ。早めの交換をオススメする。
1番4番ウィールに前後ロッカード機構が施されていてこれを内側にずらすことによってさらに短くセッティングが可能である。
フレーム中央にはアグレッシブスケートに使えそうなヘコミが付けられているが、無いよりはマシ程度。
壊れるのでなるべくアグレッシブはしない方が良い。

装着ウィール

フラットウィールの72mm。2003年ウィールは黒い。
白い方が夏場の減りが少ない感じがする。
残念ながら2005年からこの72mmのフラットウィールは廃盤になってしまった。

SALOMON Deflector2写真2
SALOMON Deflector2写真3

ウィールがついていないのと汚れているのはご勘弁。
歴戦の勇姿であります。バックルは取り払ってあります。
レディースモデルは写真の白。
一般モデルは本体部分が黒で白い部分が灰色で灰色の部分が黒になる。フレームは灰色。

左から、本体、インナー、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。
ソックアブソーバー(カカト)は一つの部品で構成。この他にレディースモデルには青い板がカカト部分につく。
インソールは省略(笑)

SALOMON Deflector2写真4
SALOMON Deflector2写真5

レディースモデルのみに入っているプラスチックの板。
ショックアブソーバー(足裏)の上に置く。

こんな感じに装着します。
この上にインナーを装着します。インナーは洗濯可能。

SALOMON Deflector

SALOMON Deflector

SALOMON Deflector写真1

2002年発売
定価:24,150円
インナー:オートフィット
フレーム:カーボンコンポジット238mm,250mm
ウィール:72,72,72,72
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応

カタログより抜粋:

フレーム:カーボンコンポジットフレーム。(26.5cm以下は238mm、27cm以上は250mm)
日本発売サイズ:
23.0 24.0 24.5 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2002年はFSKシリーズが生まれた記念すべき年である。
日本では、Crossmax、Deemax、Deflectorが発売された。
その中でもDeflectorはFSKシリーズの中でもエントリーモデル(初心者用)になる。
Crossmaxは1番、2番ウィールが上げ下げ出来、ハイ・ローとフラット仕様の両方のセッティングが出来た。(ロッカリングは出来ない。)
Deemaxはハイ・ロー仕様の片締めシャフトを採用していたスピード重視モデル。
Deflectorのみ、純正のフラット仕様で低重心安定感重視モデルであった。
当時はまだフリースケートモデルという概念は日本に無かった画期的なモデル。
また、アグレッシブ以外でUFSというフレーム共通規格に対応したはじめてのシリーズである。
フレーム交換をするという概念がまだまだ無かった日本のフィットネス業界では異端児的扱いだったようである。
また、インナーにしてもあまり良くなかった記憶がある。

フレーム

カーボンコンポジット238mmと250mm。プラスチックにカーボンが混じっているフレームと思ってよい。
剛性が低く、あまり良くない。アルミ製フレームに交換することをオススメする。
238mmと250mmがあるが、どちらも80mmまでのウィールが入るとフレーム自体に印刷されているが、238mmは72mmまで250mmは76mmまでのウィールしか入らなかった記憶がある。
その分、他よりも低い車高の為、安定感は当時では驚くほどだった。
アグレッシブブーツとフィットネスブーツを足して2で割ったような感じだった。
当時はフレームが長く長くなっていった時代で265mmが普通であった。
スラローム向けの短いフレームは以前発売モデルかこのFSKシリーズのみであった。
1番4番ウィールに前後ロッカード機構が施されていてこれを内側にずらすことによってさらに短くセッティングが可能である。
フレーム中央にはアグレッシブスケートに使えそうなヘコミが付けられているが、無いよりはマシ程度。
壊れるのでなるべくアグレッシブはしない方が良い。
UFS対応なのでフレームはUFS対応フレームと交換が出来る。

ウィール

白い72mm83Aのフラットウィールが標準である。
この次の年は黒いウィールに変更になり、さらに次の年には廃盤になってしまった…

SALOMON FridayNight

SPEC

2001年モデル
定価:29,000円
インナー:オートフィット
フレーム:アルミ製270mm
ウィール:
ベアリング:ABEC3
備考
・ロッカリグシャフト対応(別売)