SALOMON Deemax2

SALOMON DEEMAX2

SALOMON DEEMAX2写真1

2003年発売
定価:open price
インナー:カスタムフィット
フレーム:アルミ237mm、247mm
ウィール:76,76,80,80
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応

カタログより抜粋:
細かいターン性に優れ、尚且つ速いスピードが出せる。
街で滑走する為に開発されたが、高水準のトリックスラロームにも使用する事が可能である。

インナー:カスタムフィット(熱成型フォームで個々の足型にフィットすることが出来る)
フレーム:アルミハイ・ローフレーム。(26.5cm以下は237mm、27cm以上は247mm)
日本販売サイズ:
23.0 24.0 24.5 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2003年モデルはCrossmax2が日本未入荷だった為にDeemax2が最上級モデルであった。

インナーに特徴がある。
アキレス腱部分に出っ張りがあり、足型が合う人にはしっかりとしたサポートがあり好評だったが、ひで爺は足型が合わなくてまぁまぁな感じ。
2002年のCrossmaxや2001年のスクリーマーなども同じようにカスタムフィットであったが、それとはインナーの形状が違っていたようである。

本体は特に足の底側部分がメッシュになったのが大きな変更点であろう。
FSKの文字はインナーに施されている。

フレームは2002年モデルのDeemax同様の片方から締めるタイプの8mmシャフトを使用。
メンテナンスが容易なのが特徴。スピード仕様とも言われ、多少ではあるが軽量化されている。
2002年モデルのDeemaxフレームと違いはカラーのみである。
材質はアルミ製でハイ・ロー仕様になっており76mmと80mmのウィールが標準装備。
たしか、ツインカムのABEC5ベアリングで性能はかなり高かった。

SALOMON DEEMAX2写真2
SALOMON DEEMAX2写真3

左から、本体、インナー、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。
ソックアブソーバー(カカト)は一つの部品で構成。

こんな感じに収まっています。
この上にインナーを入れます。インナーは洗濯できます。

SALOMON DEEMAX2写真4
SALOMON DEEMAX2写真5

インソール。悪くない。このままで文句無し。

インソール裏側。何気なく凝っている。

SALOMON Deflector2 (w)

SALOMON Deflector2

SALOMON Deflector2写真1

2003年発売
定価:open price
インナー:オートフィット
フレーム:カーボンコンポジット238mm,250mm
ウィール:72,72,72,72
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応
・(W)はレディースモデル
・(M)一般モデル

カタログより抜粋:フラットウィールを使用している為、低重心の安定感を重視したモデルである。つまり初心者向きのモデルである。また、自己のレベルアップを楽しみたい方はUFS-Frame交換して楽しむ事が可能。

インナー:オートフィット(自然に個々の足型にフィットする。脱いだ時に元に戻る為所有者以外でもフィットする)
フレーム:新カーボンコンポジットフレーム。(26.5cm以下は238mm、27cm以上は250mm)
日本発売サイズ:
レディースモデル:23.0 24.0 24.5
メンズモデル:25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2003年モデルのFSKは2種類が日本上陸。
その中の1種であるこのブーツは入門用となっているが十分な性能があった。
当時、SALOMONと契約したひで爺にとってはDeemax2よりもこちらのブーツがメインブーツになっていた。

インナー

前年モデルDeflectorと同様なのでマイナーチェンジのようだったが履いてみるとまったくの別物。
足首は曲がりやすいし、インナーの性能もアップした感じだった。
特に足首に関してはDeflectorと比べると雲泥の差であった。
スネ部分の部品、タンが柔らかい材質でDeemaxよりもいい意味でチープであったので可動しやすく、適度な感じでトリックスラローム向きで大変調子が良かった。
しかも安い。しかしフレームはアルミ製でないので交換した方が良い。

このモデルからFSKシリーズにもレディースモデルが日本上陸した。
違いは色だけでなく中にカカトを上げるプラスチックの板が入っていて、インナーの上部の形状にも違いがある。
女性はふくらはぎが男性よりも下にある為にこの方が良いとのことである。
サイズが24.5cmまでがレディースモデルである為に、ひで爺はレディースモデルを愛用した。
色は本体全体的にグレーに近くなり一般モデルがグレーの個所がホワイトになっている。フレームも色違いの白。
ちなみに白い方が人気があったりもした。(レア品扱い!?)

今までのFSKシリーズと同じく、あまり意味を成さない足首部分のベルトは早々と取り払ってしまった。(他の部分の性能がとても良いので余計にこの部分が許せなかったのだ)
ちなみにこのベルトは来期のThunderでは無くなった。
外し方は裏から止めている糸をカッター等で切ると綺麗に外せる。

フレーム

新素材のカーボンコンポジットで、前年モデルよりもカーボンの比率が上がり、剛性が上がっている。
とは言っても、樹脂系のプラスチックフレームなので性能はボチボチ。早めの交換をオススメする。
1番4番ウィールに前後ロッカード機構が施されていてこれを内側にずらすことによってさらに短くセッティングが可能である。
フレーム中央にはアグレッシブスケートに使えそうなヘコミが付けられているが、無いよりはマシ程度。
壊れるのでなるべくアグレッシブはしない方が良い。

装着ウィール

フラットウィールの72mm。2003年ウィールは黒い。
白い方が夏場の減りが少ない感じがする。
残念ながら2005年からこの72mmのフラットウィールは廃盤になってしまった。

SALOMON Deflector2写真2
SALOMON Deflector2写真3

ウィールがついていないのと汚れているのはご勘弁。
歴戦の勇姿であります。バックルは取り払ってあります。
レディースモデルは写真の白。
一般モデルは本体部分が黒で白い部分が灰色で灰色の部分が黒になる。フレームは灰色。

左から、本体、インナー、ショックアブソーバー(カカト)、ショックアブソーバー(足裏)。
ソックアブソーバー(カカト)は一つの部品で構成。この他にレディースモデルには青い板がカカト部分につく。
インソールは省略(笑)

SALOMON Deflector2写真4
SALOMON Deflector2写真5

レディースモデルのみに入っているプラスチックの板。
ショックアブソーバー(足裏)の上に置く。

こんな感じに装着します。
この上にインナーを装着します。インナーは洗濯可能。