SALOMON Deflector

SALOMON Deflector

SALOMON Deflector写真1

2002年発売
定価:24,150円
インナー:オートフィット
フレーム:カーボンコンポジット238mm,250mm
ウィール:72,72,72,72
ベアリング:ABEC5
備考:
・UFS対応

カタログより抜粋:

フレーム:カーボンコンポジットフレーム。(26.5cm以下は238mm、27cm以上は250mm)
日本発売サイズ:
23.0 24.0 24.5 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 27.5 28.0 29.0 30.0

感想:

2002年はFSKシリーズが生まれた記念すべき年である。
日本では、Crossmax、Deemax、Deflectorが発売された。
その中でもDeflectorはFSKシリーズの中でもエントリーモデル(初心者用)になる。
Crossmaxは1番、2番ウィールが上げ下げ出来、ハイ・ローとフラット仕様の両方のセッティングが出来た。(ロッカリングは出来ない。)
Deemaxはハイ・ロー仕様の片締めシャフトを採用していたスピード重視モデル。
Deflectorのみ、純正のフラット仕様で低重心安定感重視モデルであった。
当時はまだフリースケートモデルという概念は日本に無かった画期的なモデル。
また、アグレッシブ以外でUFSというフレーム共通規格に対応したはじめてのシリーズである。
フレーム交換をするという概念がまだまだ無かった日本のフィットネス業界では異端児的扱いだったようである。
また、インナーにしてもあまり良くなかった記憶がある。

フレーム

カーボンコンポジット238mmと250mm。プラスチックにカーボンが混じっているフレームと思ってよい。
剛性が低く、あまり良くない。アルミ製フレームに交換することをオススメする。
238mmと250mmがあるが、どちらも80mmまでのウィールが入るとフレーム自体に印刷されているが、238mmは72mmまで250mmは76mmまでのウィールしか入らなかった記憶がある。
その分、他よりも低い車高の為、安定感は当時では驚くほどだった。
アグレッシブブーツとフィットネスブーツを足して2で割ったような感じだった。
当時はフレームが長く長くなっていった時代で265mmが普通であった。
スラローム向けの短いフレームは以前発売モデルかこのFSKシリーズのみであった。
1番4番ウィールに前後ロッカード機構が施されていてこれを内側にずらすことによってさらに短くセッティングが可能である。
フレーム中央にはアグレッシブスケートに使えそうなヘコミが付けられているが、無いよりはマシ程度。
壊れるのでなるべくアグレッシブはしない方が良い。
UFS対応なのでフレームはUFS対応フレームと交換が出来る。

ウィール

白い72mm83Aのフラットウィールが標準である。
この次の年は黒いウィールに変更になり、さらに次の年には廃盤になってしまった…

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