05.選び方は?

インラインスケートブーツにはいくつかのタイプがあり、各種ジャンルに向いたもの、向かないものがあります。
目的や自分に合ったものを選びましょう

インラインスケートブーツの各部の名称

 


1.目的でブーツタイプを選ぶ

運動に自信があり目的がはっきりしている場合

ある程度運動に自信がある場合には、目的にあったものを最初から購入しても良いです。

・スピードブーツ

・アグレッシブブーツ

・ホッケーブーツ

・スラロームブーツ

 

アグレッシブがやりたーい!人

これだけは代替えが効きません

・アグレッシブブーツ

 

そうじゃない人

目的がある場合でもまずは下記の2種類がオススメ

・フィットネスブーツ

・フリースケートブーツ

 

<<ブーツ別説明>>

フィットネスブーツ

ただ滑れればいいや、って感じで安価なのが特徴です。
様々な長さのフレームがあり、各タイプのベースモデル的存在。

 

フリースケートブーツ(スラロームブーツ)

スラロームやダンスに向いている。
旋回性能が高いので曲がりやすく扱いやすい。
フレームは219~250mmぐらいで、ウィールは72mm~80mmが主流。

 

アグレッシブブーツ

アグレッシブ競技をやるにはこれでないと出来ない。
ウィールの大きさが小さい。
他に比べると重く、ウィールが小さい為に距離を走るのは苦手。
曲がり難いが直進時の安定感があり、頑丈にできている。
真ん中のタイヤが無い2輪のタイプなどもある。

 

スピードブーツ

直進の安定性は良いが小回りは利き難い。
ただし、大きなウィール(110mmなど)のタイプでは地面からの高さが高くなってしまうので立っている時は安定し難い。
スピードを出してなんぼのブーツである。
カフが無く、スニーカーのようなタイプもある。
5輪のタイプはスピード専用。
フレームは260mm~、ウィールは82~110mmが主流。
扱いが難しいので初めての人にはオススメできない。

 

ホッケーブーツ

ヒモで縛り上げるタイプの靴でウィールの前後の大きさが異なるものが多い。
比較的小回りが利くが脱ぎ履きがし難い。

 


2.分類を知ろう

ブーツにはソフトブーツとハードブーツがあります。

 

ソフトブーツ

プラスチックなど硬い部分が少ない比較的柔らかいブーツ。
その分安価で軽量だが、布部分が多いため破けやすい。
硬い部分が少ないのでフィット感が良く感じるが安定感はハードブーツにはかなわない。

 

ハードブーツ

プラスチックなど硬い部分が多く、足をしっかりと固定するので安定感がある。
硬い素材なのでソフトブーツよりも頑丈だがやや重い。
ソフトブーツのプラスチック部分を増やしたものがハードブーツと言える。
最近ではクッション性も高く、ソフトブーツよりもフィット感が高いモデルも出てきている。

 


3.スペックを選ぶ

メーカー

下記4大メーカー品から選ぶのがオススメです。
それ以外から選ぶ際にはしっかりと調べた方が良いです。
滑ってみないと悪さが分からない場合が多いです。

ROLLERBLADE(ローラーブレード):誰もが知っているインラインスケートブランドです。

K2 SKATES(ケイツー):ソフトブーツしかありません。色んなところで買えますが価格はバラバラ。

FILA SKATES(フィラ):同じぐらいの滑走性能でも日本ではなぜか安く買えるオススメブランド。

POWERSLIDE(パワースライド):海外では有名ブランドですが日本ではまだまだ浸透してません。

 

この他にもメーカーはありますが、良いものもあれば滑るのに支障があるものまでありますので注意が必要です。
基本的には安いものは安い理由があります。

 

フレーム長(フレームレングス)

大人用の汎用機では250mm~260mmぐらい。

短いと旋回性能が高く、直進安定性が低くなります。
・「短いと曲がるのは楽だけど、ふらふらします」
・「長いと安定感いいけど曲がりにくいです」

子供用は種類が少ないので選びようがないです。

 

フレーム材質

材質は下記の順に高性能ですが、ここは予算との相談です。
高性能ならスピードが速かったり、少しの力でより遠くまで滑れます。

カーボン>>アルミ削り出し>>プレスアルミアルミ張り合わせ混合プラスチック

 

ベアリング

4大メーカー品であれば最初についているベアリングは本体ブーツとバランスが良い性能ですのであまり気にしなくて良いです。
消耗品なのでそのうちに良いものと交換する可能性があります。

 

ウィール

大人ならば76~80mmぐらいが扱いやすくオススメです。
大きくなるとそれだけ早くなりますが、安定感が悪くなります。

 


4.履き試し

ここまで選んだらあとは履き試ししましょう。
履いてみて問題なさそうならば両足履かせてもらい、できるだけ長い時間履いてください。
痛くなったりシビレなどが無ければ問題ありません。
痛い場合はなるべく痛く無いものを選んでください。
多少の痛みならばなじむこともあります。
ここらへんは慣れた人でも見分けるのが大変なポイントになります。

お気に入りの一足を選び長く楽しんであげてくださいね♪
最初の靴では特にフィットネスタイプでも90mmを超えるウィール(タイヤ)装着ブーツは最初の購入では避けた方が良いでしょう。
もしも購入していた場合には、その靴を難なく履きこなせるようになるまでフィットネスタイプの再購入をオススメします。
もしくはウィールを72~76mmに交換するだけでもかなり楽になります。
ウィールは消耗品なので慣れてきたら再度付け直せば損ではありませんよ。

参考:ブーツレポート

 


 

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