基礎トリックの習得順序について

基礎トリックの習得順序について

基礎トリックにも技により基本的な難易度が違います。
またその難易度は人によって得て不得手があり、変わってきますのでこの通りに習得する必要はありません。
特に逆足系の技(グーフィー)は必要になった時に習得でかまいません。
ここでは一般的な技の習得順序をひで爺のオススメとして紹介していきます。
この中で習得出来た物は基礎スラローム21種練のように毎回練習を行なうことをオススメします。

※()内は通常略される。
※オープン系は別系統として別記予定。
※クリスクロスは基礎スラロームではありませんがこの中に含めています。

習得順序

Level 1.

(フォワード)パラレル

歩く、曲がるが出来るレベルで挑戦可能。この時点でスィズルが出来るようにしておきたい。

Level 2.

(レギュラーフォワード)スネーク(進行方向に利き足)

フォワードパラレルで自信がついた。パイロン15個をクリアできたレベルで挑戦。 加速が出来なくて最後までクリア出来なかったらフォワードパラレルを練習したり、 歩いて(走って)パイロンを左右に抜けたりして加速する方法を習得する。

Level 3.

(レギュラーフォワード)クロス(進行方向に利き足)

フォワードスネークでパイロン15個を楽にクリアできたレベルで挑戦。 クロスステップ(足を交差する練習)、スィズル練習を混ぜて習得する。

Level 4.

(レギュラーフォワード)ワンフット(利き足)

フォワードクロスでパイロン15個クリア出来るようになったら挑戦。 まずはパイロンに入らずに片足で進める距離を伸ばす。 パイロン15個分の距離を滑れるようになったら次は左右に曲がる練習をし、それが出来てからパイロンレーンで練習する。 加速する方法は、片足でのスウィズル、片足での屈伸で行なう。 加速するのはさらに難しいので他の技の練習と平行してのんびりやろう。

Level 5.

(レギュラー)バックワードスネーク(進行方向に逆足)

フォワードクロスでパイロン15個クリアで挑戦。 逆足側に振り向き、逆足が進行方向のバックスネーク。 バックスケーティングを習得してからバックスィズルも練習してからチャレンジしましょう。

Level 6.

(レギュラー)バックワードクロス(進行方向に逆足)

バックスネークでパイロン15個クリアで挑戦。逆足側に振り向き、逆足が進行方向のバッククロス。

Level EX.

(レギュラーフォワード)クロス(進行方向に利き足)レベルアップ

この頃になると滑りにも余裕が出始めるでしょう。 そこでフォワードクロスを滑り込み安定した更なる上の滑りを目指しましょう。 上体がどうなっているかを意識して腰を落とし、上体は前足側の肩が少し前に出るようにします。 低速~中速度ではクロスの動きを大きくし、高速時には動きを最小にするようにします。 この時、上体は動かないように意識してくだださい。 どうしても動いてしまう人は足をガニマタ状にするようにクロスの練習をしてみましょう。 特に出来るようになってくるとスピードだけを上げがちになるが、練習時にはゆっくりとやることも大事。 スピードを落とす事で余裕が生まれます。その余裕を滑りの詳細チェックにあてると、 レベルアップがしやすく、さらなるスピードアップの為の安定した滑りに繋がりやすくなります。

Level EX.

(レギュラーフォワード)スネーク(進行方向に利き足)レベルアップ

クロス同様にスネークも滑り込み更なる上の滑りを目指します。 クロスよりもスネークの方がばらつきやすくマスターするのは難しくなります。 クロスを元に上体を意識して腰を低くします。 低速時にはなるべく大きな動きを意識すると良いのですが、その際には上体をしっかりと固定するようにします。 ただし、固定とは言っても力めばいいわけではありません。 力を入れずに上体を安定させて滑ります。

Level 7.

(フォワード)クリスクロス

フォワードクロス、スネークのレベルアップと同時にクリスクロスにもチャレンジしましょう。 最初はかなりゆっくり練習しましょう。 逆足側でバランス崩しても利き足側でバランスを取り戻せるのでそれほど難しくは感じないでしょう。 難しいようなら利き足側のクロスを練習します。

Level 8.

グーフィーフォワードスネーク(進行方向に逆足)

利き足側であるレギュラースネークをお手本に逆足側も練習します。 上手くいかない場合は利き足側で滑り、それをお手本に考えながらおこないましょう。

Level 9.

グーフィーフォワードクロス(進行方向に逆足)

利き足側であるレギュラークロスをお手本に逆足側も練習します。 上手くいかない場合は利き足側で滑り、それをお手本に考えながらおこないましょう。

Level EX.

(レギュラー)バックワードクロス(進行方向に逆足)レベルアップ

この頃になればバックスケーティングも余裕が出始める頃でしょう。 そこでしっかりと滑り込みバックスケーティングの形を身体に覚えこませます。 腰をしっかりと落として上体は半身(真横を向いた状態)、顔は真後ろを向くようにします。 腕は振り過ぎないように、だけど力まないようにします。 腰は低めに保つようにして、進行方向側のかかとが上がらないように注意しましょう。

Level EX.

(レギュラー)バックワードスネーク(進行方向に逆足)レベルアップ

バッククロス同様にしっかりと身体に覚えこませます。

Level 10.

(レギュラー)バックワンフット

逆足側に振り向き利き足一本で後ろ向きに滑ります。 バックスネークから利き足に徐々に荷重を移していき、逆足をトゥー(爪先一輪)にします。 ここからさらに逆足の荷重を減らしていき最終的には逆足を上げます。

Level 11.

バックワードクリスクロス

バックワードでの逆足側振り向きでのクリスクロスです。 最初はかなりゆっくり練習しましょう。 逆足側でバランス崩しても利き足側でバランスを取り戻せるのでそれほど難しくは感じないでしょう。 難しいようなら利き足側のバッククロスを練習します。

Level 12.

レギュラーアンチバックワードクロス

逆足側に振り向き利き足が進行方向に来るバッククロスです。

Level 13.

レギュラーアンチバックワードスネーク

逆足側に振り向き利き足が進行方向に来るバックスネークです。

Level 14.

グーフィーバックワードスネーク

利き足側に振り向き利き足が進行方向に来るバックスネークです。 レギュラーバックスネークでパイロンを15個全部蹴らない自信がついたら挑戦しましょう。 レギュラー同様にまずは歩く事から始めて慣れていきましょう。 逆足側は思うようにいかないのが普通です。

Level 15.

グーフィーバックワードクロス

利き足側に振り向き利き足が進行方向に来るバッククロスです。

Level 16.

グーフィーバックワードクリスクロス

バックワードでの利き足側振り向きでのクリスクロスです。 最初はかなりゆっくり練習しましょう。 逆足側でバランス崩しても利き足側でバランスを取り戻せるのでそれほど難しくは感じないでしょう。 難しいようなら利き足側のバッククロスを練習します。

Level 17.

グーフィーアンチバックワードクロス

利き足側に振り向き逆足が進行方向に来るバッククロスです。

Level 18.

グーフィーアンチバックワードスネーク

利き足側に振り向き逆足が進行方向に来るバックスネークです。

Level 19.

グーフィーバックワードワンフット(逆足)

逆足でのバックワンフットに挑戦します。 加速は難しいですが、何回も繰り返し滑りこみましょう。足りない筋肉も徐々についてきます。

インラインスケート

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