セッティング

ブーツによってセッティングできる項目は違いますが主に下記の2点があります。

カント調整

靴に対してフレームの位置や角度などを調整することをいいます。
フレームの取り付け位置を左右にずらしたりカフの角度を調整出来るモデルがあり、 使用者のクセや骨格を考慮したセッティングが出来るようになっています。

ロッカリング

ロッカードとも呼び、旋回性を上げる効果があります。
爪先とカカト部分のウィールを中央二つのウィールよりも上にあげ中央二つのウィールが接地していても前後のウィールは接地しないようにします。
ロッカリングをおこなうと旋回性は上がり曲がりやすくなりますが、安定性が落ちますので注意が必要です。
通常ロッカリングは中央ウィールよりも1.5mm~2mmほど爪先とカカトのウィールを上げます。
初めてロッカリングをする時はまずは爪先だけ上げるようにすると慣れが早く安全です。
慣れてきたらカカトも上げてみましょう。

ウィールによるロッカリング

直径の違うウィールを使い、直径の差を利用してロッカリングします。
どんなフレームでも出来ますがウィールローテーションがし難かったり、ウィールが減ってくるとロッカリング度が変わってきて操作性が変わってきてしまうというデメリットがあります。

例).
爪先側から
72mm 76mm 76mm 72mm
という感じにウィールを装着します。

フレームによるロッカリング

対応フレームは数少ないのですが、ウィールローテーションも普通におこなえ、ウィールが減ってきてもローテーションをおこなうことでいつでも同じような操作性を維持することが可能です。

アンチロッカリング

ロッカリングとは逆に旋回性を下げ安定性を増したアンチロッカリングというセッティングもあります。
アンチロッカリングは爪先とカカト部分のウィールを中央よりも下げるセッティングです。
アグレッシブ意外でこのセッティングを使うことはほとんどありません。

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