ウィールについて その2

ウィールについて その2

ここではさらにウィールについてさらに深く語っていきたいと思います。

安定感

バランスをとるのが苦手という人はウィールの大きさを小さくし、形状がなるべくフラット状のモノが向いています。
また、安定感を出したい時も同じことが言えます。
ウィールが大きくなればなるほどスピードが出しやすくなりますが地面から足までの高さが高くなってしまい高速域意外での安定性が落ちます。また、スピードが出やすくなれば当然スピード管理も難しくなります。地面との設置面積を上げることで安定しやすくなるのでフラットウィールも効果あります。

寿命

モデルにもよりますがウィールは直径で10mm減ったぐらいが性能限界点です。
10mmを過ぎたあたりで性能が劇的に変化します。
また、大きさによる滑り心地も10mm過ぎると大きく変わります。
試しに10mm違いのウィールを使用してみると良いでしょう。
また、ウレタンの厚さの違いによる振動もかなり違います。
コアギリギリではかなりの振動が膝、足首、腰に来ます。
いつでも同じ感覚で滑ることで短期間に上達が見込めます。
道具の状態の違いで時間をロスするのはもったいないことです。
その状態に慣れるために時間を使うぐらいなら・・・と思いませんか?
事情により交換できないこともあるとは思いますが寿命は寿命。
しっかりと良い状態で使ってあげましょう。

※実験しました

インラインスケートにはまりだしてからしばらく後に体験した事実です。
当時、独身貴族だったひで爺ですがインラインスケートにハマリ、時間があれば滑りに出かける生活でした。
当然ながらカラオケやビリヤードやボーリングや飲み会などなど・・・よりお金がかかりません。
年に一足のブーツとベアリング、ウィールだけです。
そんな独身貴族君は『ウィールだって換えたくなったら換えちゃうゴージャス生活!!』を開始しました
76mmでも72mmでも、いろいろなウィールを好きなだけ使いました。
結果は10mmほど減った大量のウィールでした。

ローテーション

理想は頻繁におこなうほうが良い。
とは言っても意外に面倒。
でも、、、
ローテーションしたら滑り難くなったことってありますよね?
なければローテーションしてみてください。
嫌~な気分に浸れます。
そうすると面倒でもローテーションをする回数が増えます。
ローテーションはいつでも同じ状態で滑れるので時間のロスが少ないし楽しくない時間が減らせます。
冬場は2~3回に一回ぐらい。
夏場は滑走途中にローテーションすることもあります。(滑りながらじゃないですよ)
もちろん一回の時間が少なければもっと少なくてもOK。あくまで目安です。
ちなみに減り難い高価なウィールを使用することでもローテーションの回数を減らすことができます。

ウィールの減りについて

ウィールは人によって、場所によって、滑走内容によって減り具合が違います。

体重によって違う

体重が重い人、力をかけて滑る滑りは減りが早くなります。

技によって

スライド系の技やTストップを多用すると減りが早くなります。
また、練習している技によって減る場所が違ってきます。
フォワード系は踵のウィールが、バック系はつま先のウィールが減ります。

滑走路面によって

粗い路面ではウィールも荒く削られていきます。
また、滑走路面の温度によっても変わってきます。
温度が高い夏の方がウィールはどんどん削れていってしまいます。
温度が高いとウィールもやわらかくなるせいです。
逆に冬は硬くなるので夏よりも比較的やわらかめのウィールをチョイスするとグリップしやすくなります。

注意

ウィールではありませんが、ベアリングスペーサは必ずつけましょう。
8mm用、6mm用、マイクロベアリング用等決まったものを必ず使用しましょう。
つけないと回転がかなり悪くなるので、回るはずなのに回らない場合はベアリングスペーサを確認しましょう。
ベアリングスペーサが無いとシャフトを閉めた時にベアリングが変に押しこまれて回らなくなります。
真中にベアリングスペーサが入ることで正しくシャフトで締め付けることができます。
購入時でもついていないことがマレにあるようです。注意してみてください。

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