インラインスケートのサイズの選び方


インラインスケートのサイズの選び方って難しいです。
ここでは初めてのインラインスケートのサイズ選びを書いていきます。
そのうちホームページにまとめようと思っています、、、

▼インラインスケートはぴったりと履くもの
インラインスケートは縦一列にタイヤがついていてこれで地面に立つのです。
足首から下だけでは足が倒れやすいので、脛部分まで使ってしっかりと固定します。
固定しすぎてしまうと足首が曲がらなくなるので、必要な前後にだけ曲がるようにカフという部品が付いています。

この赤い部分をカフと呼びます。

また、タンと呼ばれるパーツも足首を前後に曲げるのに役立ちます。
このような作りが必要なので、足はしっかりと固定したいのです。
ただし、ブーツには硬い材質のハードタイプブーツとソフトタイプブーツがあります。
ソフトブーツは柔らかいのでしっかりと固定しないと操作しずらいので、「足がしびれる直前」ぐらいまで締めこみます。
ハードブーツは本体の外側が硬いのでちょっとぐらい緩くっても大丈夫です。

双方共に靴下は厚手で長いものをお勧めします。
4大メーカーのものはクッションもしっかりしている方ですが、足の為にもインラインスケートブーツの為にも靴下は必ず履くようにしてください。
足が痛いというお子さんのほとんどが靴下で改善できる場合が多くあります。

▼子供編
子供達は自分の足のサイズがわからない場合が多いです。
日々成長を続けているわけですから当然といえば当然ですが。

・履いている靴のサイズで選ぶ?
大人編でも書きますが、自分のことを把握しているはずの大人でも難しいのに子供達に「これあってる?」と聞いても難しいです。
お店で履いて試すのが一番ですが、amazonなどで購入する際には、メジャーなどで良いので足の長さを測ってみると良いです。

〔足のサイズを測定している写真〕

ジュニア用は2cmほどサイズが調整できるものがほとんどなので実際に測定したサイズで選びます。

・SサイズとMサイズで迷ったら、、、
インラインスケートブーツは大きいサイズの方が重くなるのでまだ力の弱いお子様の為に下のサイズがおすすめです。

・MサイズとLサイズで迷ったら、、、
Lサイズがおすすめです。
足は大きくなりますし、大きいサイズを小さく設定した方が構造上たわみにくかったりします。

・実際にサイズを調整する際の注意点
まずは、バックル、ベルト、シューレースを緩めます。

FILAのマイクロアジャスタブル機能の場合は楽です。

〔X-ONEの写真〕

大きめに設定して履いてから「つま先が当たったら言ってね」と言ってネジを回してサイズを小さくしていき「あたった!」と言ったら少し戻して完了。
慣れるとねじの硬さで大体わかってきます。

その他通常製品の場合。

〔通常製品の写真〕

大体のサイズより小さめに設定して履かせます。
「きつい」と言われたら脱いでもらいサイズを大きくして履く、を繰り返します。
履いた時につま先を上から押して中に指が入っているか確認してください。
子供達の「ぴったり」は違うことを指している場合が多くあります。
大体のサイズも正確では無い為、場合によっては最小サイズからスタートした方が良い場合もあります。

Sサイズの最小なら仕方ありませんがMサイズの最小設定でも緩そうならSサイズが最適です。
Sサイズの場合は体重も軽く身長も低いので良いのですが、Mサイズぐらいになってくると最適なサイズでないと真っすぐ立つのが難しく、インラインスケート上手くいかないのは靴のサイズのせいになってしまいます。
せっかくのお子様の性能を殺してしまうのはもったいない上に怪我のリスクまであるので最適なサイズを選んでほしいところです。

▼大人編

・今履いている靴のサイズを選べば良い?
ワンサイズ下を選べばよい?ワンサイズ上を選べばよい?

・実は靴のサイズって人によって好みが大きく分かれます。

1.ぴったり履きたい
2.ゆったり履きたい
3.あまりこだわらない
4.足の甲の高さ
5.足の横幅

・今の靴のサイズはそれぞれ違う
上記の理由から25cmの足の人がいるとして、履いている靴は、、、
25cmだったり25.5cmだったり26cmだったりします。

私の足は長さが23cmです。
でも23cmは入りません。
24cmでもつま先が当たります。
25cmだと緩いです。
左足は24cmも履ける場合があります。
右足は24.5cmぐらいがぴったりしています。
NIKEの靴は足の側面が当たり痛いです。

インラインスケートもメーカーやそれぞれのモデルによって足の形が違います。
特に、ソフトブーツタイプとハードブーツタイプでは特性が大きく異なります。

・ソフトブーツ
布を多めに使用している為、比較的安価で柔らかい。
足が痛くなりにくい。
体重が重い人、力を大きくかける人には向かない。ブーツがたわんだり負けたりしてしまう。
しっかりとしたサイズ選びが重要。
サイズが緩すぎるとまっすぐ立つのも大変。

・ハードブーツ
プラスチック樹脂などの硬い材質を多く使用している為、硬くて重い。
トイスケート以外ではハードブーツの方が高価である。
足が合っていないと痛くなることもある。(その場合には厚手の靴下などで対応が必要)
体重が重い人でも頑丈なので大丈夫。
サイズが多少緩くても大丈夫。

・ジュニアブーツ
17cm~24cmぐらいまでのブーツで2cmほどのサイズ調整機能があるものがほとんど。
つくりはソフトブーツがほとんどで安価。

大人は体重が子供達よりも重く、身長があるので重心が高い位置に来やすいため、しっかりとしたフィッティングが必要です。
お店の人と相談してジャストサイズを選ぶようにしたいですね。

・ハードとソフトどっちがいい?
サイズの見極めや履き方、耐久性などを加味すると私個人としては経験上ハードブーツをお勧めしています。
力も逃げ難く地面に力が伝達しやすく少ない力で進めるというのもうれしいポイントかと思います。

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