01.インラインって何?

インラインスケートとは?

インラインスケートとは、靴の底に縦一列に2~5個のタイヤがついた靴のこと、
もしくはその靴を使ったスポーツのことを指します。

一般的にローラーブレードと呼ばれることもありますがこれはインラインスケートの
メーカーの一つの社名です。
スポーツのことはインラインスケートと呼びます。

 

ローラースケートと違うの?

タイヤが4個、車と同じような配置でついているものを【ローラースケート】と呼びますが、正確には【クワッドスケート】と呼びます。

 

インラインスケートはローラースケートの1種

【ローラースケート】のタイヤの付き方が縦一列のものを【インラインスケート】、車のような配置のものを【クワッドスケート】と呼ぶのが正しいです。

でも一般的には【クワッドスケート】が【ローラースケート】で、【インラインスケート】は【インラインスケート】でOKです。

 

競技は色々とあります

様々な競技がありますがその基礎は全て同じ。
きちんと基礎を身に付けておくと色々な楽しみ方が出来るのもインラインスケートの魅力の一つでしょう。

 

トイスケートはおもちゃ

後述しますが、格安量販店やデパートにあるタイヤがプラスチック製のものは同じようにインラインスケートと呼ばれていますが、まったくの別物といっていいほど滑れません。 気をつけましょう。

06.トイスケートって?

 

タイヤをウィールと呼ぶ

特にタイヤのことをウィールと呼びます。語源はWHEEL=ホウィールから来ています。
まずは購入する為に必要なことを知っておきましょう。

 

02.何が出来るの?

インラインスケートって何が出来るの?

飛んだり跳ねたり滑ったりできます…
冗談です (^_^;)

ここではこんな競技がありますよ~という紹介をします。

 


フィットネス?

「フィットネスって何?」という質問がたまにあります。
昔は健康に良いからインラインスケートを始めませんか?ということで【フィットネス】と呼んでました。
現在では健康の為だけでなく『楽しむ為に』を目的とし、その結果『健康に』という感じに変化しています。
楽しくなければ続けられません。
また、苦しくてよければ他にいくらでも方法はあります。
インラインスケートは楽しいから続けられる、そして体を動かすから健康に。
その為現在ではFunSkates(ファンスケート)と呼んでいます。

それではその楽しいインラインスケートでは主にどんな楽しみ方があるのか紹介していきます。
全てインラインスケートを使ったモノですので色々な楽しみ方を体験し楽しいインラインスケートライフを送っていきましょう。

 

スラローム

パイロンと呼ばれる高さ15cmぐらいのコーンを等間隔に並べ、それを使って楽しみます。
【トリックスラローム】もこの中に入り、スピードやトリックを競ったりする競技もあります。

使用ブーツはフレーム長が235~250mm、ウィールは72~80mmが人気です。

 

アグレッシブ

ハーフパイプやジャンプランプ(ジャンプ台)、レールなどを使って飛んだり跳ねたりして楽しみます。
世界的に有名なX-GAMEはアグレッシブのジャンルに入ります。
タイヤだけでなくブーツ本体を利用して滑ったりもします。
アグレッシブ専用のブーツを使うのが主流です。

 

スピード

スタートからゴールまでのタイムを競う競技です。
タイム=上手さなので上達度が判りやすく単純なルールだけに難しくストイックに練習をする人が多いです。
ブーツはスピードが出やすい、フレーム長が長くウィールが大きいモノが人気です。
5輪のブーツはスピード用ですが、最近では110mm以上のウィールで3輪タイプが主流です。

 

ホッケー

アイスホッケーの陸上版です。
インラインスケートは元々アイスホッケーの練習用に考案されたらしいです。
ブーツは何でもOKですがホッケーに適した専用ブーツもあります。
団体競技なのでまずはチームを探すのが先ですね。
スティックなども必要となります。

 

シティラン(CR)

街中を滑って移動することです。
イベントとしてのCRは皆で街中を滑って目的地を目指します。
皆でインラインスケートでお散歩みたいなイメージですね。

使用ブーツはアグレッシブ以外のブーツを使用することが多いです。
また、脱着式のインラインも使い勝手が良く人気です。

最近では110mmウィールで3輪のブーツも人気です。

ダンス

インラインスケートを履いたままでおこなうダンス。
大人数で簡単なステップを踊るのは気軽だし楽しいのでオススメです。
リズムを生み出すためにしっかりと動きを止めることができるようになると、それっぽくなります。
ブーツは専用品はないのですが、短いフレームのものが好まれます。

 

インラインスキー

スキーのオフトレーニングとしてインラインスケートを使うことをいいます。
ストックを持って傾斜を利用しスキーの上達を目指すのが多いです。
ポールや旗門などを利用し、スキーの時の姿勢や軌跡を練習したりもします。
ブーツは長いフレームが好まれる傾向が強いです。
また、5輪スケートも好む人は多いみたいです

 


 

03.何が必要なの?

必要な道具は?

インラインスケートだけではなく【プロテクター3点セット】は最低限揃えましょう。

 

プロテクター3点セット

値段もお手頃なのでオススメです。
もちろんバラ売りや高性能品もあります。

・手首(リストガード)

・肘(エルボガード)

・膝(ニーパッド)

プロテクター3点セット

 

ヘルメット

やっぱり頭は一番大切な部分ですから、ヘルメットも大事です!

ヘルメット

 

 


 

04.インラインスケートの構造

インラインスケートブーツの各部の名称と構造

まずはインラインスケートブーツのことを知りましょう。

ここでは各部の名称と機能を説明します。

 

 


【ブーツ本体】と【フレーム部分】で見てみよう

インラインスケートの構造

インラインスケートブーツは大きく分けて上部のブーツ本体と下部のフレーム部分があります。
(一部のブーツでは外すことが出来ません)

 

【ブーツ本体】

インラインスケートの構造

足を固定する部分
写真はバックルやベルト、靴紐で固定するタイプ。

 

【フレーム部分】

インラインスケートの構造

ウィール(タイヤ)をブーツに固定する部分。
写真はウィールを取り外した状態。

 


【ブーツ本体】

カフ

カフ

写真の指差している赤い部品で前後に可動します。
通常は二つの専用ネジやはめ殺しのリベットで止まっています。
カフの取り付け角度を変えることでカント(足の傾き)調整が出来るモデルもあります。

 

バックル

バックル

スネ部分や足首、足の甲などを固定するための硬い部品。
ブーツによって付いている箇所が違います。
バックルは装着が簡単でしっかりと足を固定出来ます。
数段階に調節可能で非常に保持力が高いのが特徴です。

【ラチェットバックル】はバックルよりもさらに高価ですが、調節がしやすく便利です。

ベルト

ベルト

スネ部分や足首、足の甲などを固定するためのマジックテープベルト。
役割はバックルと同じで、バックルよりも安価で軽量だが保持力が弱く、切れやすい。

 

シューレース

靴ひも

靴ひものこと。
ベルトやバックルよりも装着はし難くく時間はかかるがしっかりと締めればフィット感に優れ、交換も容易。
締める力はバックルには全然適わない。
シューレースのみのモデルも存在する。

 

インナー

インナー

ブーツの中に入っているクッション部分。
外れないモデルもあります。
インナーは使っていると段々とクッション性がなくなってきます。(へたってくる)
外せばインナーの洗濯が可能になるので洗濯&陰干しをおこなうと多少復活する上に清潔なので出来れば外せるモデルを選びたい。

 

インソール

インソール

通称”中敷”。
ブーツの中に入っています。
足型は人それぞれ全然違うので足が痛い場合にはこの部分を変えてみよう。
最初っから入っているインソールはあまりいいものは入っていないので、シダスやスーパーフィートなどに替えると性能アップになります。

 

【フレーム部分】

フレーム

フレーム

ウィールを取り付けている部品。
ブーツ本体とネジ2本で取り付けられている場合が多いが外せないものもあります。
VタイプとUFSタイプという規格があり、同じタイプなら違うフレームにも交換できます。
材質はプラスチック樹脂、アルミ、カーボンなどがあり、カーボンが一番軽量で性能が高いが価格も高い。
アルミ製がオススメ。
ただしアルミ製ならみんな良いかっていうと違うので、結局はメーカー製が安心ってことになります。

 

ウィール部分図解

ウィール部分図解

ウィール部分は図のような感じに組み立てられています。
右側から、シャフト、ベアリング、ベアリングスペーサ、ウィールとなっていて、 中央部分にベアリングスペーサーが入る形になります。
このウィールをフレームに挟みシャフトで締める感じになっています。

 

シャフト

シャフト

ウィール(タイヤ)をフレームに止めているネジのこと。
長さ、太さ、形状にいくつか種類があるので対応しているシャフトを使いましょう。
写真は8mmの片側から締めるタイプで、他に両方から締めるタイプや、6mmのタイプなどがあります。

 

ウィール

ウィール

インラインスケートのタイヤのことです。
ウレタン製のタイヤで中心部のプラスチック部分をコアと呼びます。
コアが無いコアレスウィールもあります。
~Aは硬さを表し屋外では80A~84Aが適しています。
アグレッシブ用では90Aなど。
~mmは直径で72mm~80mmが一般的です。
アグレッシブ用ではもっと小さくスピード用ではかなり大きいです。
ウィールは消耗品です。

 

ベアリング

ベアリング

ウィールの回転性能を決める重要な部品ですがウィールやブーツ本体が悪ければあまり意味がありません。
ベアリングの規格はABEC、ILQというものがありますが大雑把に言えばABECでもILQでもあまり気にしなくて良いです。
4大ブランドの製品であればそのブーツのグレードに見合ったものが付いています。
同じメーカーであれば基本的には数字が高いものの方が良いものの確立が高いです。

→ベアリングについて詳細

 

ベアリングスペーサ

ベアリングスペーサ

ベアリングとベアリングの間に挟む部品です。
入ってないとウィールが回らないのでウィールが回らない場合には入れ忘れてないかチェックしましょう。
8mm用と6mm用があり左が8mm用、右が6mm用です。

 

ヒールブレーキ

ヒールブレーキ

右足のかかと部分に付いている減速装置です。
これを地面に擦り付けて減速します。
材質はゴムで消耗品です。

05.選び方は?

インラインスケートブーツにはいくつかのタイプがあり、各種ジャンルに向いたもの、向かないものがあります。
目的や自分に合ったものを選びましょう

インラインスケートブーツの各部の名称

 


1.目的でブーツタイプを選ぶ

運動に自信があり目的がはっきりしている場合

ある程度運動に自信がある場合には、目的にあったものを最初から購入しても良いです。

・スピードブーツ

・アグレッシブブーツ

・ホッケーブーツ

・スラロームブーツ

 

アグレッシブがやりたーい!人

これだけは代替えが効きません

・アグレッシブブーツ

 

そうじゃない人

目的がある場合でもまずは下記の2種類がオススメ

・フィットネスブーツ

・フリースケートブーツ

 

<<ブーツ別説明>>

フィットネスブーツ

ただ滑れればいいや、って感じで安価なのが特徴です。
様々な長さのフレームがあり、各タイプのベースモデル的存在。

 

フリースケートブーツ(スラロームブーツ)

スラロームやダンスに向いている。
旋回性能が高いので曲がりやすく扱いやすい。
フレームは219~250mmぐらいで、ウィールは72mm~80mmが主流。

 

アグレッシブブーツ

アグレッシブ競技をやるにはこれでないと出来ない。
ウィールの大きさが小さい。
他に比べると重く、ウィールが小さい為に距離を走るのは苦手。
曲がり難いが直進時の安定感があり、頑丈にできている。
真ん中のタイヤが無い2輪のタイプなどもある。

 

スピードブーツ

直進の安定性は良いが小回りは利き難い。
ただし、大きなウィール(110mmなど)のタイプでは地面からの高さが高くなってしまうので立っている時は安定し難い。
スピードを出してなんぼのブーツである。
カフが無く、スニーカーのようなタイプもある。
5輪のタイプはスピード専用。
フレームは260mm~、ウィールは82~110mmが主流。
扱いが難しいので初めての人にはオススメできない。

 

ホッケーブーツ

ヒモで縛り上げるタイプの靴でウィールの前後の大きさが異なるものが多い。
比較的小回りが利くが脱ぎ履きがし難い。

 


2.分類を知ろう

ブーツにはソフトブーツとハードブーツがあります。

 

ソフトブーツ

プラスチックなど硬い部分が少ない比較的柔らかいブーツ。
その分安価で軽量だが、布部分が多いため破けやすい。
硬い部分が少ないのでフィット感が良く感じるが安定感はハードブーツにはかなわない。

 

ハードブーツ

プラスチックなど硬い部分が多く、足をしっかりと固定するので安定感がある。
硬い素材なのでソフトブーツよりも頑丈だがやや重い。
ソフトブーツのプラスチック部分を増やしたものがハードブーツと言える。
最近ではクッション性も高く、ソフトブーツよりもフィット感が高いモデルも出てきている。

 


3.スペックを選ぶ

メーカー

下記4大メーカー品から選ぶのがオススメです。
それ以外から選ぶ際にはしっかりと調べた方が良いです。
滑ってみないと悪さが分からない場合が多いです。

ROLLERBLADE(ローラーブレード):誰もが知っているインラインスケートブランドです。

K2 SKATES(ケイツー):ソフトブーツしかありません。色んなところで買えますが価格はバラバラ。

FILA SKATES(フィラ):同じぐらいの滑走性能でも日本ではなぜか安く買えるオススメブランド。

POWERSLIDE(パワースライド):海外では有名ブランドですが日本ではまだまだ浸透してません。

 

この他にもメーカーはありますが、良いものもあれば滑るのに支障があるものまでありますので注意が必要です。
基本的には安いものは安い理由があります。

 

フレーム長(フレームレングス)

大人用の汎用機では250mm~260mmぐらい。

短いと旋回性能が高く、直進安定性が低くなります。
・「短いと曲がるのは楽だけど、ふらふらします」
・「長いと安定感いいけど曲がりにくいです」

子供用は種類が少ないので選びようがないです。

 

フレーム材質

材質は下記の順に高性能ですが、ここは予算との相談です。
高性能ならスピードが速かったり、少しの力でより遠くまで滑れます。

カーボン>>アルミ削り出し>>プレスアルミアルミ張り合わせ混合プラスチック

 

ベアリング

4大メーカー品であれば最初についているベアリングは本体ブーツとバランスが良い性能ですのであまり気にしなくて良いです。
消耗品なのでそのうちに良いものと交換する可能性があります。

 

ウィール

大人ならば76~80mmぐらいが扱いやすくオススメです。
大きくなるとそれだけ早くなりますが、安定感が悪くなります。

 


4.履き試し

ここまで選んだらあとは履き試ししましょう。
履いてみて問題なさそうならば両足履かせてもらい、できるだけ長い時間履いてください。
痛くなったりシビレなどが無ければ問題ありません。
痛い場合はなるべく痛く無いものを選んでください。
多少の痛みならばなじむこともあります。
ここらへんは慣れた人でも見分けるのが大変なポイントになります。

お気に入りの一足を選び長く楽しんであげてくださいね♪
最初の靴では特にフィットネスタイプでも90mmを超えるウィール(タイヤ)装着ブーツは最初の購入では避けた方が良いでしょう。
もしも購入していた場合には、その靴を難なく履きこなせるようになるまでフィットネスタイプの再購入をオススメします。
もしくはウィールを72~76mmに交換するだけでもかなり楽になります。
ウィールは消耗品なので慣れてきたら再度付け直せば損ではありませんよ。

参考:ブーツレポート

 


 

06.トイスケートって?

おもちゃのインラインスケートがあります

インラインスケートとして販売している中には玩具(トイスケート)と呼ばれているものがあります。

 

トイスケートは何が違う?

簡単に言えば、目的が違います。

 

・(スポーツ用)インラインスケート

滑る為に作られています。
だから最低限の滑走性能が必要なのである程度の価格はします。

 

・トイスケート

売れる為に作られています。
目的が売る為なので、滑れなくてもいいんです。
売れるようにどんどん工夫していきます。
基本は価格ですが、アルミフレームが良い!と聞けばとりあえずアルミフレームにする。
ベアリングの数字が高い方が売れる?と聞けばABEC7使っておけばいいでしょ。
通気性が良いのがいいの?そしたら通気性良さそうな素材を使いましょう。

一見良いことのように聞こえますが、滑る為のことは二の次なので、、、アルミフレームなのに滑らない。
ABEC7なのにそれほど滑らない。そもそもベアリングを普通のものにしても他の部分が悪いと意味が無い。
通気性良くっても足を保持してないよ?足痛いんですけど?
クッション厚いって入口だけじゃ足痛いよ?

などなど突っ込みどころ満載です。

 

  • ウィール(タイヤ)が回らないので滑れない。歩くのとほぼ同じ。途中ですぐに止まってしまう。
  • ウィール(タイヤ)がプラスチックで横滑りするので前に進み難い。
  • インナーが薄く足に悪い。痛い場合も。
  • フレーム(ウィールをとめている部品)が弱く滑走しようとするとたわんでしまいタイヤが回りにくい。

トイスケートとスポーツ用はまったくの別物であり、滑りにくく、上達しにくく、楽しくなりにくく、疲れるといった悪い事尽くめです。
価格が安いのですが無駄な出費になる可能性が高く、インラインスケートの楽しさを知るのは難しい。
購入は避けた方が良いでしょう。

 

スポーツ用(ちゃんとした)インラインスケートの見分けるポイントは

1.ベアリングがABEC1,3,5,7,9のいずれかであること。
※ベアリングとはタイヤを回すための非常に重要な部品です。
2.タイヤがプラスチックじゃない。
※ちゃんとしたものはウレタン製のタイヤを装着しています。(ゴムっぽいタイヤってことです)

何はともあれちゃんとしたインラインスケートメーカーの物が安心です。

 

どうすればいいの?

最近はトイスケートも進化しました。
アルミフレームでABEC7でタイヤがちょっとウレタンっぽい、クッションも良さそう、通気性もいいみたい。
ほぼワナです。
ただし、進化してもトイスケートは

「ちゃんとは滑れません」

買い換えるか、やめるかの2択なのでどちらにしろお金の無駄です。

 

試して損するよりは、

4大インラインスケートメーカーのモノを選びましょう

講習会を沢山やってきて何万人もの人と接してきて、色々と研究した結果がコレなのはちょっと寂しいですが、見分けるのが難しくなってますので、仕方ないです。

 

4大インラインスケートメーカー

ROLLERBLADE(ローラーブレード):誰もが知っているインラインスケートブランドです。

K2 SKATES(ケイツー):ソフトブーツしかありません。色んなところで買えますが価格はバラバラ。

FILA SKATES(フィラ):同じぐらいの滑走性能でも日本ではなぜか安く買えるオススメブランド。

POWERSLIDE(パワースライド):海外では有名ブランドですが日本ではまだまだ浸透してません。

 

とりあえず滑れればいいので、、、もかなわないことも多い

トイスケートはそこまで滑れないものも少なくないです。
続くかわからないから最低限のもので、とトイスケートを選び、買い替える人を多く知っています。
わざわざこんなに書いたのは、、、「知っていたら(トイスケートを)買わなかったのに」「ここまで違うとは思わなかった」など言う人がほとんどだからです。
4大メーカーの一番下のモデルがお試しモデルです。
子供用なら1万円ぐらい、大人用は13,000円ぐらいはします。
それでもスキーの板無しの靴よりも安いです。

 


 

07.どこで買えるの?

どこで買えるの?

行けるのであればスポーツショップに行って試し履きを沢山した方が良いです。
近所のお店情報は、インラインスケート専門検索サイトはろすけで検索してみてください。

難しい場合はネット通販を利用しましょう。
ネット通販を利用する時はサイズ交換が可能なお店じゃないとインラインスケートは厳しいです。

実際のお店でここにも売っていたよ!という情報ありましたらコメント欄にて教えてください!
どこのメーカーのモノが売っていたかも教えていただけると嬉しいです。

 


神奈川県

Levante(レバンテ)⇒ Green Summit(移転しました)

横浜市の市営地下鉄線センター北駅前にあるインラインスケートを取り扱っているお店。
初心者講習会も開催してます。

 


東京都

東京近郊なら神保町(神田)がインラインスケートを扱っているお店が集まっているのでサイズや品揃えが豊富です。
お店によってはプロテクター同時購入サービスがあったり、知識豊富な店員さんに相談が出来たりします。

神田ヴィクトリア本店

インラインスケートは冬は縮小するけど、それ以外の時期は品ぞろえ豊富。特価品とか掘り出し物もあります。ROLLERBLADE、K2 SKATES、FILA SKATES、POWERSLIDEなど。

S-FOUR

インラインスケートプロショップ。他には無いマニアックなものまであります。店員さんの知識が半端ない!ROLLERBLADE、K2 SKATES、FILA SKATES、POWERSLIDEなど。

 

V3カドヤ

インラインスケートとスキー、スノボ用品を扱うお店。店員さんの知識が半端ないのでなんでも聞いちゃいましょうROLLERBLADE、K2 SKATES、FILA SKATESなど。

 

Green Summit

南町田グランベリーパークに2019年11月にオープンしたお店。FILA SKATES、POWERSLIDEなど。

 


埼玉県

Victoria スポーツモール越谷イオンレイクタウン店

ショッピングモール内にあるお店。ROLLERBLADE、K2 SKATES、FILA SKATES、POWERSLIDEなど。

 


ネット通販

インラインスケートはサイズ選びが難しいです。足型はそれぞれで違います。一列に並んだウィールの上に立つインラインスケートでは靴のサイズ選びも重要です。サイズ交換が可能なお店を選びましょう。その際には室内で試し履きをするなど、店舗のルールはしっかりとチェックする必要があります。

 

AMAZON

誰もが知っている通販大手です。実際に店舗のあるお店の品もここで買えたりします。

 

楽天

誰もが知っている通販大手です。実際に店舗のあるお店の品もここで買えたりします。

 

J-SK8

インラインスケートの通販を扱ってます。ROLLERBLADE、K2 SKATESなど。

 

 


 

08.買い時ってあるの?

購入時期と価格について

インラインスケートは一年中滑走可能ですが、手にいれにくい時があります。

 

購入時期について

ブーツは毎年3~4月に新製品が発売され、特にGW前と秋には人気の為に一時的に品薄になります。
人気が高い時期は春と秋ですので、この時期は早めの行動が必要です。
11月になると品揃えが悪くなり、冬になるとスキーやスノーボードの売り場確保の為にインラインスケート売り場は縮小されます。
冬は一番インラインスケートが手に入りにくい時期で、気に入ったブーツのサイズが無いこともあります。
逆に一番種類が豊富なのは春のGW前ぐらいでしょう。
昨年モデルも残っていたりしますし、新製品が出揃っている時期だからです。
ただ、それでも人気のある新製品はこの時期にはサイズが少なくなっている場合もありますので人気機種購入の場合には早めに行動をおこしましょう。
購入時期は春先が一番種類も揃っていて良いのですが、インラインスケートを始めるのに一番良い時期は『やってみたい♪』と思う時です。
気持ちはお金では買えません。
気持ちが乗った時にはぜひ購入に踏み切ってください。

 

価格について

通常、新製品は高く一年以上前に作られた型落ち品は安くなっていきます。
新製品の方が性能が高い場合が多いですが、型落ちモデルは価格が安くなっている分お買い得と言えます。
ただし、型落ちモデルは値段が下がってくるのを待っているとサイズが無くなったりしますのでタイミングはちょっと難しいです。
価格はピンキリですが、型落ち品や特価品を探せば1万円ぐらいから購入が可能です。(運やサイズ次第ですが)
通常は2~4万の予算を考えておきましょう。
特価品狙いの場合には色々なお店を捜し歩く覚悟が必要です。

 

 


 

09.保険について

保険のススメ

歩いていても怪我をする可能性はゼロではなく、人に怪我をさせてしまったりすることもありえないわけではありません。
インラインスケートでも怪我をする可能性があります。
公園で滑る場合、街中を移動する場合でも、どこにでも危険はあるものです。
怪我や事故は無いほうが良いのですが、万一の為にもそんな時の為にもぜひ保険に入ることをオススメします。

 

管理人”ひで爺”が入っている保険を紹介します。

例として、私が入っている保険を紹介します。
決め手はなんと言ってもインラインスケーターが保険代理店をやっていることでした。
これが一番安心できますね。
「インラインスケートやっているんですが…」と言ってもやってない人にはいまいち実感なさそうですし。
保険は安心が一番、ってことですね。
さらに携行品についても保険が適用されるとかでちょっとだけ安心感アップでした。
一部除外品もあるので要チェックです。
元々はスポーツ用の保険で「青年アクティブライフ総合保険」という保険でしたが今は【超保険】というものに吸収されたようです。
その人の予算に合わせて自由設計でスケーターに必要なものだけ選んで保険を作るようです。
詳しい資料を請求し説明をしてもらったところ内容もさらにグレードアップしてました。
詳しくはURLを参照してください。
と言ってもスケーター向けに説明されているわけでは無いので資料請求や質問しましょう。

[ http://www.tmn-agent.com/maruman/ ]

ちなみに私は保険屋から何かもらっているわけではありません。。。
とにかく長く楽しく続けるためには保険入っておいた方が安心だってことです。

 

 


 

10.オススメ工具

あると便利なツールの紹介

SALOMON ALL IN ONE KEY

SALOMON ALL IN ONE KEY

8mmシャフト用のベアリング外しがついた六角レンチ。
8mmアクスルシャフト用のベアリングを外す場合には必須のツール。
柄の部分が長いのでフレームを外したりするのに重宝します。
インライン専用ツールなので六角の穴がつぶれたりしにくいのでオススメです。
六角穴がつぶれると悲惨なことになりますよ。

8mmアクスルシャフトかUFSフレームならば買いです。
剛性と精度が良い。

SALOMONがインラインから撤退してしまったので最近では入手困難です。

購入場所:インライン売り場
価格:1,050円

 

NINJA スターツール

NINJA スターツール

2サイズの六角レンチとプラスドライバー、6mmと8mmシャフト用のベアリングスペーサ外しと中央の丸い本体部を使ったベアリングベース機能がある。

2009年にひで爺監修でマイナーチェンジしました。
使いにくかった6mmシャフト用のベアリング外しは使いやすいようにちょっとした変更を加え、4mm六角レンチ部分はレンチ部分を長くしたことでネジの深くまで六角部分が入ります。
4mm六角レンチは4.1mm六角レンチも追加。
六角が緩めのものにはこちらの六角を使うとなめにくい。

中央のベアリングベース部は意外に重宝する。

このツールの最大の特徴は回転を利用しネジの締め緩めが素早くでき、ウィールローテーションの時間が短縮できる点。
電動ドライバーを使うより早いこともある。

回転を利用した締めや緩めは他にない機能なので一回使うと離せない。
他の工具と一緒にオススメしたい一品。

購入場所:インライン売り場
価格:1,260円(税込)

 

ダイソー 4mm六角レンチ

ダイソー 六角レンチ

100円なのになかなかしっかりとしている。
付属のレンチよりも使いやすい場合がある。
何よりも安いので1本ぐらいは持っておきたい。

購入場所:ダイソー
価格:105円

 

ノギス

ノギス

寸法を測るための精密器具。
ウィールの大きさを目で見て判断するのもいいけどこれで図れば絶対間違い無し!
0.05まで図れます。
そこまでは必要ないですけど^^;

ウィールローテーションにぜひ!!

写真のものは業務用ですが、最近では100円均一にも同様のものがあります。

購入場所:ホームセンター
価格:3,500円

 

ビット式工具

ビット式工具

ビットと呼ばれるドライバーの先を交換できる工具。

ビットさえ揃えれば何にでも使用可能な万能ツール。

一部のブーツはヒールブレーキを外すのにトルクレンチ(星型レンチ)が必要だったり(ローラーブレイド社など)、インナーを外すのにマイナスドライバーが必要だったり(SALOMON社など)、ウィールをとめているシャフトの片側をなめてしまった際に4角タイプのレンチが必要(K2社など)になるうえ、一本持っておくとインライン以外でも重宝したりします。

購入場所:ホームセンターなど
価格:1000円ちょっと

 

ビット

ビット

専用の本体に装着し使用します。
写真の物は4角のタイプで、K2の一部のインラインスケートでウィールを止めているシャフトの片側をなめてしまった時に必要な工具。
普通はいらないが対象のK2ブーツを持っている人は買っておくと安心です。

購入場所:ホームセンターなど
価格:400円ぐらい

 

カラビナ

カラビナ

写真のブルーの物がカラビナ。
巨大な物から小さいものまで様々な種類があるが手で持ちやすいものがオススメ。
写真のようにブーツの輪の部分に通すと持ち運びが便利でちょっとした移動時に重宝する。
遠距離の移動にはインライン専用バッグやインラインが入るトートバッグなどを使おう。

購入場所:雑貨屋、インライン売り場など
価格:700円ぐらい