03.フォワードクロス

解説

足を交差したり開いたりを繰り返しながらパイロンをまたいで通過します。
正式名称は『レギュラーフォワードクロス』で、フォワードとは『前方向』という意味、レギュラーは『普通』という意味ですが、省略して『クロス』と呼んだりします。 利き足が前になるスネークは『レギュラー』、反対側の足を前にすると『グーフィー』になります。
右足利き用動画 WMV動画1M MPG動画1M
左足利き用動画 WMV動画1M MPG動画1M

練習法

step1. クロスステップ(足を交差する練習)

クロスステップその11.

クロスステップその22.

クロスステップその33.

1.足を平行に軽く開きます。
2.右足を左足の前を通して左足の左側へ移動します。
3.左足を右足の後ろ側から右足の左側へ移動します。
これを繰り返します。

一つ一つの動作をゆっくり丁寧に練習しましょう。
足をクロス(交差)した時に両足の間にパイロンが通らない場合は膝をガニマタに開くようにすると両膝の間があき、クロスする量が増えます。

step2. スィズル練習

スラロームで加速する時には必ず必要な動作が入っているテクニックです。
必ずしっかりと練習しましょう。
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1:両足のかかと同士をくっつけ、爪先同士を90度ほど開いて立ちます。
2:腰から上をおじぎをするように前に倒すと足が開きながら前に進みます。
3:その勢いを利用し足が開ききる前に両足の爪先同士をつけるようにかかと同士を離すように両足はカタカナのハの字を描くようにします。
4:爪先同士がくっつく前に爪先同士を離し、1へ戻ります。

1~4を繰り返すことにより前にどんどん進んで行きます。

CHECK!!

腰から上をおじぎするようにしましたが、実際には重心を前にずらす為なので前へ進めるようになったら、あまりオジギし過ぎないようにしましょう。
また、最初の動作の時に膝を使いブランコを漕ぐようにするとさらに加速するようになります。
両足の軌跡がひょうたんの形を描くことでスィズルと呼ばれています。

step3. クロスの練習

スィズルで爪先同士がくっつく前に爪先同士を離しますがこの時に足を前後にずらし足を交差させるとクロスになります。
まずはパイロンの無い場所で練習しましょう。
慣れてきたらパイロンに入って練習しましょう。

CHECK!!

余裕が出てきたら少しずつ腰を落としましょう。
腰の落とし方は、膝を曲げて両膝がガニマタの状態になるように心がけましょう。
よくある間違いですが腰から上だけを曲げておじぎの状態でも本人の視界的には腰を下げた状態に思えるのですが、実際には視線を下げただけになりますので気をつけましょう。
腰が落ちてくると上半身を動かさずにスネークやクロスが出来るようになってきます。

ステップアップ!!

クロスまで出来るようになったらスネークをレベルアップしてみましょう。
クロスステップを腰を上げないで練習します。
この時の膝はずっとガニマタです。
この状態で今度はフォワードクロスの練習をしてみましょう。
上級のスネークは膝の可動域が違います。
腰を落とし、膝、足首を使い両足の軌跡が同じ軌跡を描くように意識しましょう。

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