バックワードスケーティング

バックワードについて

バックワードとは後ろ方向という意味で、後ろ方向の滑走のことを指します。
レギュラー:利き足とは反対側の足を進行方向にひき、利き足とは反対方向から振り向きます。
グーフィー:利き足を進行方向にひき、利き足側から振り向きます。
レギュラーアンチ:利き足を進行方向にひき、利き足とは反対方向から振り向きます。
グーフィーアンチ:利き足とは反対側の足を進行方向にひき、利き足側から振り向きます。
レギュラーやワードという言葉は一般的には略されることが多く、バックスネーク、バッククロス等と呼ばれます。
※アンチは足が逆という意味。

この後のバックワード系が関わる全ての滑走に影響がでます。
特に後ろの振り向き方は非常に重要で、応用技でもトリックスラローム技でも振り向き方のレベルで全てのレベルが決まると言っても過言ではありません。

バックスケーティング練習法

STEP1. 後ろ方向への振り向き方

振り向き方その1

1.真っ直ぐなラインの上に立つ

振り向き方その2

2.左手をチョップの形にして

振り向き方その3

3.後ろを振向き1.5m先を指す

振り向き方その1

4.右腕は左腕の延長線に伸ばす

振り向き方その2

5.右肘を90度に曲げる

振り向き方その3

6.目線を左手の先に

振り向き方その1

7.膝を曲げて腰を落として

振り向き方その2

8.両足をハの字にして歩く

振り向き方その3

9.4点をまっすぐにする。

1.何かまっすぐなライン(例えばパイロンコースでも、道路のひびでも可)の上に立ちます。

2~3.左手をチョップの形にし左側から後ろ方向に振り向き約1.5~1.8mくらい先を差します。

4.右手は左手の延長線に伸ばします。

5.肘から先を目線の高さで直角に曲げます。(90度以上に曲げると無駄な力が入りやすくなる為90度以上曲げないようにしましょう)

6.目線は丁度左手の先のほうを見ます。
ちょうど、左手の平、左肩、右肩、右ひじの4点が進みたいラインを描くようにしてください。
この4点が指す方向に滑っていきますので左手が左側を向いていれば左側に曲がっていってしまいます。
身体で90度、首で90度振り向く形になっていればOKです。

7~8.その状態でしっかりと真後ろが見えていることが確認できたら、膝を曲げて腰を落とし、腰から上を前傾姿勢にして、後ろ方向に進みましょう。

9.この時に先ほど書いた4点が狂わないように、身体は半身状態を崩さないように心がけてください。

※写真は、左手がちょっと上がりすぎてますね(笑)もう少し下を指すような感じになります。
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STEP2. 後ろ方向の進み方

両足の爪先同士をくっつけ、かかと同士を離し両足がハの字になるように立ちます。

後ろの進み方その1

前から見た感じ

後ろの進み方その2

上から見てみると・・・

そのまま膝を曲げて腰を落としお尻を後方に突き出すようにすると後ろに進みます。
この時、イスに腰掛けるようなイメージをすると上手く後ろに進みます。
足はハの字のまま足踏みするだけでどんどん後ろに進んでいきます。
爪先の方に荷重がきていれば、正しい進み方になっています。

それでは後ろの振り向き方と合わせて後ろを見ながら進んでみましょう。

バックワードスケーティングは特に後ろを振り向いて滑ることが難しく、人によってはかなりの時間を擁することもありますがバック系の技の基本になりますのでじっくりと綺麗なフォームを目指してください。
この後にバックスウィズル(後ろ向きでのスウィズル)での練習をし、その後バックでパイロン間を歩きながらパイロンを通過し、バックスネークの練習に入ります。

CHECK!!

後ろに進まなくなったら足の形をチェック!ハの字になってない場合が多いですよ。
後ろに進む時は左手の平、左肩、右肩、右ひじの4点が狂わないように、身体は半身状態を崩さないように心がけましょう。

バックスケーティングの為の柔軟&練習

バックスケーティングでは進行方向である真後ろを、体を90度首を90度回して後ろを見ます。
上半身は半身と呼ばれる状態が好ましくなります。
特にアンチバックワードなどでは腰から上を回すのがより一層きつくなるのでこの柔軟運動をしておくと効果が高いでしょう。

柔軟運動

インラインスケートは履かずに壁から30cmほど離れて背を向け、両足は平行に肩幅に開きます。
息を吐きながら体を捻り両手で後ろの壁を触ります。
息を吸いながら戻します。
左右交互になるべくゆっくりと行ないます。
左右で1回と数えゆっくりと50回ほどやりましょう。
慣れてきたら、腰から上をより捻るように、180度以上振り向くように少しづつ角度を増やしていってみましょう。
また、足をバックスラロームのように前後にずらすとより実践的な柔軟の練習ができます。