POWERSLIDE DOOP TRINITY SWIFT110

POWERSLIDE DOOP TRINITY SWIFT110

レポート作成日時:2018年5月31日

 

SPEC

2018年モデル
定価:円
インナー:ありません
フレーム:Trinity Elite AL casted 243mm
ウィール:Powerslide Infinity 110mm86A glow in the dark PU
ベアリング:Wicked ABEC9 Chrome steel
備考
・Trinityフレーム
・ヒールブレーキ付き
・一般の靴のままインラインスケートを装着する
・サイズ調整機能付き

 

特徴

POWERSLIDE社の2018年モデルのインラインスケート。

POWERSLIDE社のインラインスケートの2018年新製品です。。
DOOPシリーズは2017年から全種TRINITYフレームに変更になりました。

DOOPシリーズの特徴は、、、
・大人用なのにサイズ調整ができる
・靴の上から装着できる

 

サイズ

サイズ展開はこんな感じ。
SとMが存在するようです。

 

外観

インナー部分がない上に、装着し易いようにアウターシェル(外骨格)の上面が無いので独特な風貌です。

 

ストラップが普通とちょっと違いますね

 

アウター

 

カフ

これはビックリ!
LEDライト付き。

 

ブーツ裏側

フレームの取り付けはPOWERSLIDE社のTRINITYという独自規格です。

 

留め具

スネ部

よくある普通のバックルです。
LEDライトが装着されています。

 

足首部

ラチェットバックル

 

足の甲

この部分もラチェットバックルです。

 

インナー

一般の靴がそのままインナーになります。
靴を履いたままで装着します。

足首部オープン

 

フレーム

Elite Casted Trinity3×110mm Aluminium
フレームはKAZE SC110と同じもの。
直径110mmのウィールが3輪ついています。

 

ヒールブレーキ

KAZEと同じフレームがついていますが、DOOPはヒールブレーキがさらに付属してます。

上にかぶせてネジで装着するタイプ。

ベアリング

Wicked ABEC9です

 

ウィール

ウィールは蓄光素材のInfinity110mm85A
明るい時に光を吸収して暗くなるとぼんやりと光るのです。

 

サイズ調整

サイズ調整はフレーム取り付けネジのカカト側を外して、、、

 

こんな感じに足首から上をスライドする感じ。

 

ネジ穴が4つあるので4段階かな?

 

 

総評

XSJADOの最初の頃のブーツも持ってますがそれと比べると、向こうはアグレッシブモデルでこっちはフィットネスモデルって感じです。

さすがに110mmの3輪という今流行りのセッティングで走破力もスピードも出しやすく滑りやすいです。
加えて、自分の靴で履けるのでフィッティングもよく、履いた時には”それまで履いていた靴を持たなくて良い”というのは結構身軽で心地良いです。
しかも、滑走性能はXSJADO譲りのアグレッシブだってこなしちゃうぐらい高い性能と剛性。
XSJADOの初期ブーツのレビュー書きました
当時のものと比べるとカフが曲がるのが良いのか悪いのか変わりましたがTrinityフレームの低重心で扱い易さが加わり面白いブーツになったのは間違いないですね。

LEDライトや蓄光ウィールはオマケ的ですが、夕方や夜の滑走を考えるとありです。
冬は夕方も暗いですから今から楽しみです。

 


写真集

 

 

 


 

FILA KATES HOUDINI EVO

FILA KATES HOUDINI EVO

レポート作成日時:2019年5月24日

 

SPEC

2019年モデル
定価:30,000円(税込み)
インナー:取り外し可能
フレーム:6000番アルミ265mm(4輪⇔3輪仕様)
ウィール:84mm/85A
ベアリング:ABEC7
備考
・ヒールブレーキ付き
・フレーム交換無しにウィールを4輪でも3輪でも取り付け可能

 

特徴

FILASKATE社の2019年新製品です。

HOUDINI(フーディニ)と読む。
昨年もあったHOUDINIの上級グレードです。
そうは言っても価格はそこまで高いわけではなく、定価で3万円だったので販売価格はどうなのかな?
この価格帯で4輪84mmと3輪100mmが付け替えでき、その滑走性能が良いのは面白いと思う。

 

サイズ

24cmを使用しました

 

外観

 

まずは外観。
FILAのNRK系統のハードブーツですね。

 

付属品

ブレーキを外した後用のショートシャフトと工具2本。
ただのレンチじゃないのは好印象。

 

アウター

ショックアブソーバー(衝撃吸収部品)付き

 

インナーを外した状態の内部のショックアブソーバー(白い弾力性のあるゴム)

 

サイドバンパー

サイドバンパーはこんな感じ。
サイドバンパーは付いているけど交換は不能。
この価格帯ならあるだけまし。

 

ブーツ裏側

本体のフレーム取り付け部はアルミ
これは嬉しい。
そしてフレームは低重心になるようにブーツ側に大きな凹みがあります。
FILAの特許で何かあったはず。忘れたけど。

 

留め具

スネ部

バックル式

 

足首部

足首もスネと同じバックルを採用。
ここら辺はコストカットに役にたっている感じですね。
足首部は、ラチェットバックル、バックル、ベルトの順にランクが低くなります。
1部のブーツではベルトをあえて選択している機種もあります。

 

足の甲

普通に靴紐ですね。

 

インナー

インナーは取り外し可能。
履いた感じは良いと思う。
特にくせがあるわけではなく良い。

 

インソール

インソールはこんな感じ。
ペラペラのまっ平ではないけど、良いわけでもない。

 

フレーム

アルミ製の1体形。
フレーム長は265mmでちょっと長め。
さすがに長いだけあって滑っている時の安定性は良い。

 

安いアルミフレームの多くはアルミの板を曲げたり、他の部品と組み合わせて作成しますが、このフレームは成形したアルミフレームをNC加工で削りだしたもの。
剛性が高く、力が無駄にならないのが特徴ですね。
簡単に言えばこのクラスのフレームになってくると少ない力で進むことができるので、楽で早く滑ることも可能です。

 

フレームの後部に4輪84mmと3輪100mmが入るよと書いてある

 

この黒いのを外すと真ん中にもウィールを装着できるようになる。
黒いのはプラ製で軽い。

 

100mm3輪仕様になります。
アルミフレームを別に買わなくて良いのは嬉しい設計。
最近は3輪流行ってますからね。
とりあえず3輪にもできますよってのは貴重だと思う。
ただし、穴の精度はあまりよくない。
穴が少し大きいな。
気になるレベルではないけど。

 

同じブーツなのに、ウィールを2タイプ遊べるのは楽しいですね。

 

ヒールブレーキ

ヒールブレーキは外せます。

 

ヒールブレーキを外し、かかとのウィール(4番ウィール)のシャフトと付属のショートシャフトと交換すればOK。

 

ブレーキはブレーキトリックで止まればいいし、邪魔なものが無くなり軽量化にもなります。
外すことにより、足を交差する動きなどで足同士が引っ掛かり難くなり、できることが格段に増えます。

 

ベアリング

シャフトは6mm。
ベアリングはABEC7
ベアリングスペーサはアルミ

 

ウィール

84mm85A

 

重量

84mm付属ウィール、ベアリング、ベアリングスペーサ付き。
1個114gなので4輪で456gですね

 

参考までに100mmウィール、ベアリング、ベアリングスペーサ付き。
1個155gなので3輪で465gですね。
ほぼ変わらない結果に。

 

フレーム取り付けねじ込みのブーツ本体 772g

 

4輪状態でのシャフト込みのフレーム 224g

 

総評

定価3万円のブーツなので高級ブーツにはかなわないけど、公園などを滑るのにこれは十分なブーツにも感じました。
比較的長めのフレームから得られる安定感は真っすぐ滑るのにいいですね。
いきなり3輪って初心者には正直オススメできませんが、この機種なら最初は4輪で滑り、上手くなったら100mm3輪に付け替えるなどもできてなかなか楽しいブーツだと思いました。

どうやっても価格が安い方なので性能は最高ではない。
シャフトは片はめの8mmがいいし、バックルはラチェットがやっぱりいい。
それでもこの価格は、かなりバランスが良いなと思いました。
このフレームを別売りにしたらいくらになるんだろ?

3万円でこんなおもしろいブーツが買える時代になったんですねぇ。
こうなってくるともっと安いHOUDINIがどうなのかが非常に気になります。
じつはそっちでも結構滑れるんじゃないかなぁ?
気になり出すと止まりませんね。

 


写真集

 


 

 

POWERSLIDE NEXT100 AQUA PINK

POWERSLIDE NEXT100 AQUA PINK

レポート作成日時:2018年8月27日

 

SPEC

2018年モデル
定価:34,650円(税込)
インナー:MYFIT Recall dual fit
フレーム:Elite casted Aluminum 231mm
ウィール:Powerslide Spinner110mm88A
ベアリング:Wicked ABEC9
備考
・Trinityフレーム

 

特徴

POWERSLIDE社の2018年モデルのインラインスケート。
Trinityフレーム仕様のインラインスケートでサイズの幅が通常とは違い、2サイズ構成です。

 

サイズ

EU36-37 US3-4 UK2-3 23.1-23.8cm
EU38-39 US5-6 UK4-5 24.4-25.1cm
EU40-41 US7-7.5 UK6-6.5 25.8-26.4cm
EU42-43 US8-9 UK7-8 27.1-27.8cm

dual fitシリーズとして2サイズ共有のサイズ構成となります。

※私のサイズは普通の靴は24.5cmですが今回はEU38-39 US5-6 UK4-5 24.4-25.1cmにしました。

 

 

付属品

六角レンチ、説明書

 

外観

 

アウター

側面の空気穴(インテーク)は表側と裏側、カカト部分にもある。
蒸れ防止に期待できそう。

 

カフ

カフはカフボルトを上下逆さに変えるだけでカント調整ができそうな形状。

 

サイドバンパー

 

ブーツ裏側

フレームの取り付けはPOWERSLIDE社のTRINITYという独自規格です。

 

留め具

スネ部、足首部

スネ部はバックル、足首部はラチェットバックル、足の甲はシューレース。
シューレースホールは足のスネまでアウターとインナーであります。

 

足の甲

シューレースは無地ではなく模様入り

 

インナー

インナーを外せます。
ちなみにアウターシェルの素材はGlass-fiber reinforced plasticとカタログには記載あり。
ガラス繊維強化プラスチックのことらしい。
NEXT100の場合はカフも同じ材質となっている。
同じNEXTシリーズでもカフだけ特殊ナイロン素材のものもあるようだ。
KAZEのカフも特殊ナイロンとの記載あり。
素材的にはNEXT100の方が硬そうな記載である。

熱成形可能
FATBOYの名前通り分厚くふっかふか

 

インソール

どのブーツも変わりなくオマケ程度の代物です。

 

インソールの下にはプレート

 

プレートにも穴が開いているので蒸れ防止に期待。
穴の部分には本体にも穴が開いています。
TRINITYフレームは爪先側は左右2点留めなので中央部分に空気穴があけられるのも利点の一つですね。

 

プレートには衝撃吸収素材が貼りつけてあります。
ただ置いてあるだけのモデルもあるがこちらはプレートに張り付け

 

プレートを外した本体を上から見て見た。
本体底に穴があるのでウィールが見える。

 

足首を曲げるとこんな感じにカフが曲がる。
本体のカフ内側がカットしてありその隙間が埋まることでカフの可動域を広くしている。

 

フレーム

フレームはTRINITY ELITE CASTED フレーム長231mm
最大で100mmウィールが3輪装着可能。
ヒールブレーキは別売り。

 

ベアリング

 

 

ウィール

110mm

 

重量

 

 

総評

 

 

 

 


 

FILA NRK Carbon

FILA NRK Carbon

SPEC

2017年発売~2019年まで継続販売
定価:円
インナー:インナー一体型
フレーム:アルミ231mm、239mm、243mm
ウィール:72mm、76mm、80mm/84A
ベアリング:ABEC7
備考

 

NRKシリーズの最上位モデル

FILA NRK NOSの後継モデルで基本的にはカラーリング変更のようです。
FILA NRK NOSの段階ですでに完成したような性能でしたので変更も無いのでしょう。

本体アウターシェルはカーボンを使用し剛性が非常に高く、ラチェットバックル、スネ部のベルトなど隙の無い装備。
くわえて価格がカーボンモデルの割にはそこまで高くないのも特筆に値するでしょう。

見た目もスッキリしていて履き心地も良い。

素直な乗り味で履きやすく滑り易い。
インナー一体型の特性で足の動きに対する追従性が非常に高く、低重心フレームの使用感も非常に良いです。

231mmフレームは76mmまでのウィールが装着できるとなっていますが、実際には中央部分の2個のウィールは80mmでも入ります。
このことを利用して、76mmと80mmのウィールロッカリング設定がオススメです。

FILA NRK NOS

 

ブーツ内側

 

付属品

六角レンチとステッカー、説明書

 

フレーム

アルミ製239mm低重心フレーム

 

ウィール

76mm84A

 

ベアリング

ABEC9

 

留め具

スネ部

バックル

 

足首部

ラチェットバックル

 

足の甲

シューレース(靴紐)、爪先部ベルト付き

 

インナー

インナー一体型の為、外すことはできません。

 

インソール

 

まぁ、普通。もっと良いものに交換したい部品です。

 

私は、シダス ウインタープラススリムに交換しちゃいました。

 

他モデルとの写真比較

 


FILA NRK PRO GREEN

 

記事作成日:2016年5月30日

 

SPEC

2016年発売~2020年まで継続販売
定価:円
インナー:EXTREME FIT
フレーム:アルミ インジェクト
ウィール:HYPER CONCRETE 80mm84A
ベアリング:ABEC7
備考
・付属品はレンチのみ(ヒールブレーキはありません)

 

NRKシリーズの2016年モデル

NRKシリーズの2016年モデル上位機種は、ハードブーツ系とカーボン系の2種類があり、カーボン系インナー一体型はFILA NRK NOS、ハードブーツ系インナー取り外し式はPROとなりました。

PROのグレードを少し落としたブーツでNRK FUNがあります。
PROにはGREENとBRACKがあります。

 

留め具

スネ

従来通りのバックル。
安定の性能です。

 

足首


足首部分にはラチェットバックルを装備。
普通のバックルに比べて調整がし易いのが良い

 

足の甲


シューレースはFILAのロゴ入り平紐です。
インナー上部まで締められるので紐の長さは長めです。
ひで爺はインナーには通していません。
ここらへんは好みですね。

 

フレーム

フレームは新造です。
FILA独自の低重心フレームの新型で、フレーム長243mmで80mmまで装着可能です。
ALU INJECTEDと書いてあるので鋳造系の工法で製作されたものでしょう。
鋳造系の良いところは強度が必要な部分だけ太く強く出来ることですね。

 

インナー

インナーはEXTREME FITとなっています。

 

インナーは取り外しができます。
カカト下にクッション素材が張り付けてあります。
ひで爺的にはこの白い部品は邪魔なので取っちゃいました。
カカトが高い、前のめりな感じがするって思った人は取っちゃっても良いでしょう。

 

前から見た状態。
これはなかなか良いぞ!

 

インソール

 

 



それっぽくなっているけどインラインスケートに始めっから入っているインソールはかなりしょぼい。
そのままの状態だと横幅が狭く感じたりするけど、ちゃんとしたインソールを入れると劇的に履き心地が変わります。
もちろん操作性も別次元ですね。
インソールだけは初めから変えたい。
1,000円のものでも良いので交換を。
カカトの裏に硬いパーツがくっついているものが良い。

 

ウィール

ウィールはCONCRETE+Gが標準装備!

素晴らしい!

ウィールサイズは80mmまで入ります。

 

その他

サイドバンパー

よく地面などにする部分なのでこれが別パーツなのは嬉しい

 

フレーム取付部アルミマウント


フレームのマウント部分にはアルミプレートが埋め込まれています。
これがやっぱりかなりの効果あるんです。

 

ショックアブソーバー


カカトには衝撃吸収素材。
両端の黒いのは、カフボタンの部品からインナーを守る為の素材。
無いとその部分のインナーがボロボロになる。

 

滑走感想

インナーの心地良さはやはりインナーレスには無い快適さですね。

・足首は前に良く曲がる。
ちょうど良いぐらいの硬さで曲がるのが良い。
曲げようと思ったら曲げられるよ、って感じ。

・低重心
FILAの特許技術らしい低重心フレームがやはり良い。
同じウィールでも3mmぐらい低いので安定感や操作性が良い。
そのくせスピードは出せる。

・フレームが変わっている
カタログを見ると軽量鋳造アルミフレームとなっている。
鋳造とは型に金属を流し込み形にする工法。
最近主流のアルミフレームの工法はアルミサッシのように押し出し成型したものを加工している。
利点は前から見た時に同じ形にしなくても良いこと。
必要な部分だけ厚くすることができる。

・まとめ
操作性、安定性、共に良い。
価格が高くって良いならカーボンブーツの方が良いが、価格と快適性を重視すれば、このブーツもかなーり良いのでオススメです。